maybe, i love… (ページ13)

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SHO side…
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勢いで連れてきてしまった。

Aちゃんとさくらちゃんには、

少し緊張させてしまったかな…？

大吾「俺、西畑大吾！よろしくな？」

康二「お前、口説くなって！」

大吾「はあ？自己紹介しただけやん！」

…良かった。

Aちゃんもさくらちゃんも笑ってる。

『ごめんな？うるさくて笑』

「いえ！楽しいです笑」

Aちゃんが笑うと優しい空気が広がる。

それは、２年前、

高校生やった時から変わってない。

みんなでご飯を食べていると、

Aちゃんが少し難しい顔をして口を開いた。

「……あの、今日はあの人、居ないんですか？」

あの人…

廉のことを言ってるのはすぐにわかった。

2人が毎朝楽しそうにしてるのは知ってたから。

『あの人？』

わからないふりをするなんて

俺はいつから意地悪になったんかな。

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「その、、、廉くんは…」

大吾「え！仁乃ちゃん廉さんと知り合い？」

「いや、知り合いっていうか…なんだろ。」

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あの面倒くさがりな廉が

後輩の女の子と知り合うなんてな

そりゃ大吾もびっくりよな

俺もびっくりしたもん。

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『…気になる？、、、廉のこと。』

「いや！気になるっていうか…」

『あいつは今日休み。熱だって。』

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仁乃ちゃん、、、

なんでそんな顔するん？？

廉がいなくて寂しい、って。

廉が心配や、って。

そんなわかりやすく顔歪ませんといてよ。

莉子がいながら

こんなことを思うなんて俺もアホだな…

気付くの遅かった…？

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