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さくら「A〜、購買ついてきて!お願い!」
『いいよ〜』
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お昼休み。
私はお弁当を持って、
さくらと購買へ向かった。
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『うわあ、すごい人だね!』
見渡す限り、
人、人、人、人……
『席とってるから、買ってきていいよ!』
さくら「ありがと!すぐ買ってくる!」
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席を探してキョロキョロしていると
向こうから
紫耀先輩がお友達と歩いてくる。
紫耀「おっ、Aちゃん!
どしたの?キョロキョロして、笑」
『席探してて…』
紫耀「ほな、俺らんとこおいで?」
『いや、悪いです…!』
紫耀「ええから!な?」
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さくら「A!おまたせっ!…て、、え?」
ちょうどいいタイミングでさくらが帰ってきて
結局、紫耀先輩たちの席にお邪魔することに。
さくらは隣で、" よかったね " って。
『ほんと、席見つからないかと思ったよ!』
さくら「そうじゃなくて……ね?♡」
『…う、うん笑』
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この間はなんだったの?
さくらはきっと、
紫耀先輩と一緒に食べられて良かったねって。
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だけど私の頭の端っこには
このまま紫耀先輩について行けば、
その席に
廉くんもいるんじゃないかって。
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作者名:Raine. | 作成日時:2020年5月26日 19時