足りない人手 ページ29
スクアーロ side
ズガンッズガンッ！！ズガンッ！！
男「探せぇ！この辺にいるぞ！！」
男「殺せぇ！」
天気の良い平日の昼下がり。
一見、そんな平和な時間に怒鳴り声と銃声が人気の無い
裏路地に響いていた。
男「アイツはあのボンゴレの暗殺部隊、ヴァリアーのスクアーロだ！仇を取れ！！」
男「なんとしても探し出せぇ！」
ス「・・・・。」
俺は狭い裏路地の影に隠れながら男達の会話を
盗み聞く。
今、俺は１人任務の帰りだ。
ここ最近、Aの仕事を俺が多く受け持ち、
処理していた。
Aがあんな状況なので無理をさせる
訳にはいかない。
それに、Aはいつも俺の仕事を手伝い、仕事で
疲労困憊の俺を心配してくれていた・・・
Aはいつも俺を支えてくれていたのだ。
Aにとっては仕事の一環で。
深い意味は無かっただろう。
それでも。
俺は嬉しかったのだ。
だから今度は、俺がAを支えてやりたいと
思っていた。
そんな中、Aから受け持った仕事の中には簡単な
ターゲットの暗殺依頼が来ていた。
これくらいなら、違う隊員に任せても良かったのだが。
人手が足りない現状で、仕方なく普段指揮を取る俺が
直接暗殺任務に出動していた。
ス「チッ・・・囲まれてんな・・・・。」
俺は舌打ちをしながら辺りの気配を読む。
俺は無事に任務を果たし、ターゲットの暗殺に
成功した。
しかし、
そのターゲットの仲間が現場を発見して俺の事を
追いかけて来たのだ。
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作者名：猫のこたつ | 作成日時：2019年7月30日 10時
