置かれた腕章 ページ8
雲「・・・・。」
応接室では、居ない彼女の代わりに
副委員長が書類を処理している。
その机の上には書類と一緒に、僕が彼女に渡した
腕章が昨日と変わらない姿で置いてあった。
・・・・どういう事なのか。
僕は考える。
そして昨日の事を思い出した。
夜、いつもよりも遅い見回りから応接室へ戻ると
そこには彼女が居た。
既に下校したはずの彼女が部屋に居た事を
疑問に思ったのだが・・・。
・・・いつものように僕は何も聞かなかった。
黙って彼女を見つめていると彼女はポケットから
メモを取り出し何かを書き出した。
雲「・・・・。」
そう。
あの時。
彼女は一度何かを書いて・・・
メモを破り取った。
言葉を書いたそのメモは僕に渡す事無く、彼女は
それをポケットに丸めて入れた。
そして、新しく書いたメモを彼女は僕に渡したのだ。
雲「・・・・。」
最初に書いたあのメモには何て書いてあったのか・・・。
あのメモを書いた時の彼女は何故か驚いた
表情をしていた。
なぜ、自分で書いた字を見てそんな表情をしたのか。
僕にはわからなかった。
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猫のこたつ(プロフ) - コメントありがとうございます。忘れてしまっても大丈夫ですよ。「雲月」の話とはあまり関係ありませんからね。それに、私はあなたが読んでくれた事を覚えていますから。いつも、私の話を読んでくれてありがとうございます。今後もよろしくお願いします。 (2020年4月2日 5時) (
レス) id: d3f62d5375 (このIDを非表示/違反報告)
まくすうぇる(プロフ) - しばらくして忘れる未来が見えました(o･д･) (2020年4月2日 4時) (レス) id: db32ad90f1 (このIDを非表示/違反報告)
まくすうぇる(プロフ) - どうしましたコレ？ (2020年4月1日 19時) (レス) id: db32ad90f1 (このIDを非表示/違反報告)
まくすうぇる(プロフ) - ？ (2020年4月1日 19時) (レス) id: db32ad90f1 (このIDを非表示/違反報告)
猫のこたつ(プロフ) - あーちんさん» 小説お読みいただきまして、ありがとうございます！コメント凄く嬉しいです！今の世の中、少し大変ですが皆で乗り越えて行きましょうね。今後も「雲月」を楽しんでいただけるよう頑張ります！ (2020年3月28日 17時) (レス) id: d3f62d5375 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫のこたつ | 作成日時：2020年3月21日 20時
