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願い ページ28
Aside
私は必死に叫ぶ。
それは何度も見た光景。
動きたくても動けない体。
伸ばしたくても伸ばせない手。
私は心の中で願う。
あの時は願う事しかできなかった。
どうかお願い・・・神様・・助けて。
しかし、そんな私の願いは
銃声によってかき消される。
「 」「 」
「・・・・。」
最後の声は聞こえなかった。
火薬の匂いと鉄の匂いが私の体に染みついていく。
目の前に広がる真っ赤な色は
私の目に焼き付いて離れない。
「・・・・。」
私のせいだ・・・。
そう。
全ては私のせい。
私が奴らに目を付けられなければ
こんな事にはならなかった。
私が助けを求めなければ
死ぬ事は無かった。
「・・・・。」
死んでしまった。
私の大切な人はもう私のそばに居てくれない。
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猫のこたつ(プロフ) - 優しいお言葉ありがとうございます！皆様にはご迷惑お掛けしまして、申し訳ないです… (2019年12月25日 6時) (
レス) id: e086e98a44 (このIDを非表示/違反報告)
まくすうぇる(プロフ) - ゆっくり安静にしてくださいな。お気を付けて (2019年12月24日 21時) (レス) id: 34699431ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫のこたつ | 作成日時：2019年11月28日 10時
