不良 ページ7
ツナ side
山「へぇー！転校生、獄寺の知り合いなのか！」
獄「あぁ。」
ツ「俺も昨日話を聞いて驚いたよ。」
俺達は教室でそんな話をする。
教室で一緒に登校して来た獄寺君と転校生の話を
していると、部活の朝練から帰って来た山本が
話に加わる。
山「獄寺の知り合いって聞いたら、獄寺と同じで不良のイメージだけど、そいつはどんなヤツなんだ？」
獄「んなっ！俺は別に不良じゃねぇ！」
山「んー？そうか？」
獄「不良じゃ無いっすよね！？十代目！」
ツ「あ、あはは・・・。」
山本の話に獄寺君が叫ぶ。
獄寺君には悪いけど、俺も昨日から想像している
転校生のイメージはどうしても獄寺君と同じような
不良？になってしまっている。
獄寺君の知り合いって怖いイメージしか
ないんだよなぁ・・・。
俺は頭の中でありとあらゆる不良を想像する・・・。
獄「はぁ・・・アイツは不良じゃねぇよ。」
獄寺君はそう言うと大きなため息を一つ付いた。
その姿を見て考える。
どうやら俺達の想像とは違うようだ。
一体どんな子なんだろう・・・
その時、学校のチャイムが鳴り皆席に着く。
ガラガラガラガラ・・・・。
先生「おーい、ホームルーム始めるぞー席に着けー。」
そう言って先生が教室に入って来る。
その後ろから例の転校生が先生に続いて
教室に入って来た。
俺はその転校生に視線を持っていく・・・。
ツ「！！えぇーーーーーっ！？」
俺は思わず叫ぶ。
そこに居たのは、不良でも男でも無い。
小柄でとても可愛い黒髪の女の子だった・・・・。
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作者名：猫のこたつ | 作成日時：2019年10月29日 16時
