ボーイとコック ページ2
ベル side
ル「はい♪ボーイ君♪しっかり食べて今日もお仕事頑張るのよ♪」
べ「・・・・ここでもその呼び名かよ。」
俺は今、船員専用の食堂に来ていた。
ここは低ランク船員の船室なのでレヴィと
スクアーロなどの花形船員達は居ない。
ここにいるのは雑用仕事や裏仕事をする
船員ばかりだ。
そのためここでの俺達なら知り合いを演じて
いても違和感がないだろうと判断し、俺達は
今までと変わらず名前を呼んで過ごしていた
のだが・・・。
ルッスーリアは役にのめり込み過ぎだ。
べ「王子、ここの生活耐えられないんだけど。」
今回の任務は王子の俺にはかなりメンドクサイ。
俺だってカジノで遊びたいのに。
カスザメ作戦隊長が俺を雑用仕事のボーイに
任命したのだ。
ル「そうねぇ。いつも我が儘ばかりだったベルがいきなりボーイの仕事するなんてかなり大変よね。」
ルッスーリアはそう言いながら自分のメシを
用意し、俺と向き合うように席に着いた。
ル「でも、たまにはいいじゃない？ワタシ、意外とここの仕事気に入ってるわよ♪」
べ「しししっ。じゃあ転職だな。筋肉オカマコックに。」
俺はそう言いながら賄い飯を食う。
こんな低級民が食べる料理を王子が食べるなんて
普通なら考えられないが、ルッスーリアが作って
いるだけあって旨い。
それだけが救いだった。
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猫のこたつ(プロフ) - コメントありがとうございます！まさかコメントいただけるとは思っていなかったのでとても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年10月27日 14時) (
レス) id: d3f62d5375 (このIDを非表示/違反報告)
まくすうぇる(プロフ) - 気になる気になる (2019年10月27日 13時) (レス) id: d72df01982 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫のこたつ | 作成日時：2019年10月19日 10時
