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30話 ページ32
保健室を後にし、再度教室に向かった。
ーｶﾞﾗｯ
生徒「あっ、転校生！おかえり〜」
私が入ってくるや否や誰かが声をかけた。
『ただいまです。』
愛想良く笑顔で一言だけ言って、レイジの席に向かった。
『レイジ、次の授業何？』
レイジ「次は地理になります。」
『よっしゃ、サボる。』
レイジ「いけません。初日から印象を悪くしたいんですか？」
『別にそうじゃないけど…だって地理苦手なんだもん。』
「なんだもん じゃありません。次は移動教室ですので早く準備をするように。」
それだけ言ってレイジは席を立ち上がり先に移動教室へと向かった。
執事かよ。
いや、おかん か。
『レイジは真面目すぎるんだよ。シュウはいないからどうせサボりで…あっ、音楽室！…行ってみようかな。』
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作者名：おりたん | 作成日時：2018年1月10日 21時
