結婚を前提に復縁してください。JK

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「やば……懐かしすぎるわ笑」


高校生の自分たちは、今思えば可愛いもんだ。


当時は子供で、考え方も相手への思いやりも足りてなくて、





それで、あんな風に別れちゃった。






ﾋﾟﾛﾝｯ
JK今日は何してるの?



「返信来た……」



はぁ、せっかくの土曜日。

モヤモヤ考えたくないから一旦未読しとこ。



リビングへ行くと、さっきまで聞こえていた生活音が皆無だった。


[今日は同窓会だから美容院行ってくるね ママ]

[友達と遊んでくる！ ミンジェ]


どうやら、ママも2歳下の弟も出かけてしまったらしい。


パパは、高校3年の秋に天国へと旅立った。


たくさんの愛を受けていたから、寂しいけど思い出すと笑顔で溢れている記憶ばかりで辛くはない。



「ひとりか……」



家にいると余計なことを考えてしまいそうだと思い、軽く食事を済ませてドライブに出かけた。



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土日というものは驚くほどあっという間に過ぎてしまい、

月曜日がニヤニヤしながらやって来た。


「今週も、頑張ろう！」


鏡に向かって気合を入れて、いざ出勤。


電車に揺られていると、ふとジョングクの連絡を未読していたことを思い出した。



……いい加減返すか。


土日はずっとボーっとしてたよ笑
今日からまた1週間が始まるね。頑張ろう!


結局また当たり障りのないことを返して、スマホをしまった。






あれから、3日経っても返信は来なかった。


そりゃ自分だって未読してしまったけど、あんたは返しなさいよっていう謎のワガママ精神が顔を覗かせている。


「はぁ……」


MY「ちょっとA！もうそのため息やめて！？」


「え、うそため息ついてた？ごめん。」


MY「私のあくびとAのため息で事務所が二酸化炭素まみれになるわまったく。」


「なら私だけの問題じゃないじゃん！笑」


笑ってごまかしつつ、無意識でため息をついていた自分に驚く。

何に対して満足感を得られていなくて出ているため息なのかな、なんて。


MY「なに、返信来ないの？」


「は……？私何か話したっけ？」


MY「いや、チラチラスマホ見てるから誰かからの返信来なくてため息ついてんのかなと思って。やだ〜当たりなの！？」


「違うもん〜！」


何なのミヨンさん。洞察力すごいんですけど。


これだからホテルマンはいやだわぁ……((偏見

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