聞かれた ページ6
『ん……』
……夢を、見ていた
とっても素敵な夢だった。
母さんも父さんも、とっても優しくて
私やお姉ちゃん、お兄ちゃん、妹達も大切にされて
ご飯もしっかり食べれて
お風呂だってはいらせてもらえる
そんな、幸せな夢を───
？「あれぇ、また見てるの？
そんな幸せ、夢でしかない
現実を見なよ」
……また、だ。
あの声が、私の幸せを壊していく
みんなみんな、消えていく……
『………っ分かってるよ、そんなの』
私が幸せになれないことくらい
知ってるよ………
だから今だけは……夢のなかだけは……
幸せでいたいの…
『…幸せって…何だっけな………』
暗闇に映し出された"昔の記憶"をみながら
私は夢の中で眠っていた
……
…………
ま「…ん…さん…瀬奈さん！
もう夜なのでさすがに起きてくださーい！」
『……ん…ﾊﾟﾁ
あれ、ここ…』
起きたら、私はベットの上だった。
あれ、私、何してたっけ……
なんでまふさんがここに……
ま「起きました？
ゲーム終わったらいきなり寝るのでビックリしましたよ…」
あ、そうだ…
私、ゲームの後にすぐ寝ちゃったんだ……
『あのっ、すみません……
寝ちゃった上にベットまで運んでもらって……』
ま「いえいえ、大丈夫ですよ！
瀬奈さんも疲れてたんでしょうから……
ちょっと俺も得したし((ﾎﾞｿｯ」
まふさん、いい人なんだなぁ……
…だからこんなに安心できるのかな
そらるさんも安心できるけど…
まふさんの方が、癒しって言うか、安心っていうか…
さすがは、大天使だなぁ……
ま「あの、瀬奈さん……
瀬奈さんの親御さん達は、どこにいるんですか…？」
……なんで…そんなこと……
理由はすぐわかった
ま「瀬奈さんが寝ているとき、お母さんを呼びながら泣いていたので……
何か、あったんですか？」
はぁ、私のせいか………
どうしよう、今は話したくないな……
私の過去を知ってるのはそらるさんだけ。
そらるさんには普段から相談もしていたし、話すのを躊躇うことはしなかった
それに、まふさんには引かれて離れて言って欲しくない
だから……まだ……
ま「あっ、無理に話さなくてもいいんですよ！
また話してくれる時まで待ちますから！」
私が黙っているのを察してか、まふさんは遠慮がちにそう言った。
ラッキーアイテム
ぺんたさんのお洋服
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ましゅまろ - 続編おめでとうございます！これからも頑張ってください！ちゃんと読みまーす！私も課題たくさんで死にましたw (2020年5月10日 18時) (
レス) id: 8a312b116e (このIDを非表示/違反報告)
なすちゃん(プロフ) - さすがだねwこれからも頑張ってねー！毎回読みますよん (2020年5月10日 16時) (レス) id: c3036254b3 (このIDを非表示/違反報告)
.☆.｡まっちゃ･*..☆.(プロフ) - 花山屋さん» リクありがとうございます！書かせていただきますね！ (2020年4月11日 20時) (レス) id: 7e6f0b7860 (このIDを非表示/違反報告)
花山屋 - リクです！アナタシアと夢主でロシアンルーレット的な企画がみたいです！よろしくお願いします！ (2020年4月10日 10時) (レス) id: c172da80ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：+*.マカロニン.*+ | 作者ホームページ：http
作成日時：2020年3月11日 16時
