story19 Youside ページ19
A[メニュー置いときます。他にもケーキありますから、良かったら注文してください]
メニューを机に置くと、じーっとメニューを見つめてから
社長[美味しそう、、、。でも、いらないわ、部下に頼めないから]
メニューを返してきた
A[どうして、頼めないんですか？]
私の質問に少し、寂しそうに俯いた
A[あ、すいません、こんなこと聞いて、、、]
社長[私の印象はどんな風に見える？]
A[印象ですか？ｷｬﾘｱｳｰﾏﾝで、仕事が出来る素敵な女性な感じがします]
社長[ｷｬﾘｱｳｰﾏﾝ、、、]
クルッと窓の方に向いて、外を眺めてる社長さん
何かマズい事言っちゃったかな？(汗)
なんて、次に言っていいか分からず黙ってると社長さんが喋りだした
社長[仕事を、バリバリして普通の男より仕事をこなす、そんなイメージよね。やっぱり、、。だけどね、本当は、そんなじゃないの。社長、、その名前のせいで、そうしなきゃいけないって感じで、女だとなめられるし、少しでもミスすれば、女だからって言われるし。それが嫌で頑張ってるんたけど、認めてもらえない、、。そんなで最近疲れちゃって、、。普通の可愛らしい女性になりたいって思ったりするの、、。ごめんなさい、初対面のあなたこんな事言って、、]
そう話す社長さんは、とても悲しそうに窓の外を眺めている
社長だからってそんなに、気負わなくてもいいと思うんだけど、、、
ダメなのかな？
A[いいえ、気にしないでください！社長だからって、仕事が出来るイメージとは限らないですよ？ほら、、、ハゲでちょっと太ってて、何も出来なさそうな社長のイメージもあります！実際私も、社長のイメージは、おじさんのイメージですもん！そんなに気負わなくてもいいと思いますよ、、？]
社長[(笑)]
私の言葉にｸｽっと笑った
社長のイメージがおじさんって変だったかな(汗)
自分の言った言葉が恥ずかしく、俯いた
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作者名：rie | 作成日時：2014年6月28日 23時
