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Episode 73 ページ23

重岡side


重岡「神ちゃん?皆、来てくれたで?」


優しく揺さぶるように肩を叩くと、


神山「んぅッ…」


まだ寝起きでとろんとした目が開いた。


重岡「おはよう、神ちゃんw」


俺がそう言って笑いかけると、神ちゃんは周りをキョロキョロと見始め


もう一度俺の方へ向き直ると、


神山「ッなんで、しげの部屋に居るん?」


と言った。


重岡「えッ…昨日の夜のこと覚えてへんの?」


神山「昨日…よる…」


神ちゃんは考え込むように口を閉ざした。


神山「…ッ…。」


しかし思い出せないのか眉間の皺が濃くなり、徐々に神ちゃんの顔が歪んでいく。


中間「無理に思い出さんくてもええよ。きっと熱が上がりすぎて


無意識にしげに助けを求めたんやろ。」


淳太が少ししんどそうにし始めた神ちゃんを落ち着かせるように頭を撫でた。


重岡「そうかも…。神ちゃん、無理させてごめん汗」


神山 フルフル「だいじょうぶやで。」


濱田「よし、取り敢えずホテルから出る準備してまお!」


桐山「せやな!俺らも出来る事手伝うわ」


重岡「お、サンキュw」 神山「ありがと。」


中間「なら、照史と濱ちゃん、のんちゃんは神ちゃんの部屋に行って手伝ったってや。


神ちゃん、昨日よりは熱下がっとるけどまだ温かいから無理せん範囲で急いでな。


流星はごめんやけどフロントでチェックアウトを30分くらい延ばせるか聞いてきてくれへんか?」


JW−中間「「「了解!」」」


そのまま俺らは淳太の指示通りにそれぞれ動き、


なんとか延長30分以内にチェックアウトを済ますことが出来た。


淳太の指示はどれも的確で、どんな時でも冷静に対応できる淳太がかっこ良く見えた。


そして俺らは一旦自分達の家へ戻るため新幹線に乗車した。

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(プロフ) - SO11:27さん» ありがとー!なんとか神ちゃん救出出来たねwここから本編長くするかしないかで迷ってるんだよねー新しい方のページでコメント待ってるねw (2018年10月7日 14時) (レス) id: 46680c480d (このIDを非表示/違反報告)
SO11:27 - 神さん» いや~………面白いね〜!!!神ちゃん… よかった……(涙) あ、そうや!スリーおめでとう♪今度からは、新しい方のページで話そ!!!更新頑張って♪♪ (2018年10月7日 1時) (レス) id: f664bd8cd7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - SO11:27さん» 土曜日のギリギリで更新しちゃった汗お待たせいたしましたww (2018年10月6日 23時) (レス) id: 46680c480d (このIDを非表示/違反報告)
SO11:27 - 神さん» 土曜日ね!!!りょ~かい!!楽しみにします!神ちゃんど~なっちゃうのかなぁ…… (2018年10月4日 0時) (レス) id: f664bd8cd7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みかりんりんさん» ご指摘ありがとうございます!結構うっかり屋なのでまた色々ミスすると思います汗これからも教えてください苦笑続き頑張りますw (2018年10月3日 23時) (レス) id: 46680c480d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年6月22日 21時

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