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4*Nagi Side ページ5




教諭も教諭でビックリしているらしい
いきなりの来訪者…
しかも、他校の生徒ときたもんだ



「…これ、勝手に入っちゃって大丈夫っすかねぇ」


「大丈夫だろ、そんなの
…つーか、マイキーが呼んでんだけど」



昨日ボコられていた奴と、



副総長、通称"ドラケン"こと、



_________________龍宮寺 堅



"お前だよ、お前"と龍宮寺堅に指をさされるものの、
無視をしていれば、教諭が"あのぉ、青水くん…?"とこっちを見た



………あの野郎の予知に関しては、
本当に恨みたくなるほど、面倒な出来事ほど、
当たりやすい



溜息をついた刹那、
マフラーの爆音が鳴り響く


それよりも大きな声で、
"調子こいてんじゃねぇぞぉー、ナギィ"と空気を震わせた



月に何度か来る、やられても尚、
向かってくる、頭がおめでたい集団の声な訳で


…いい加減、ガチで潰していいかな?
弱い癖に、時間とらせんじゃねぇよ



教室の中の電話が鳴り響いた
教諭がそれをとっては、僕を見た

他校の生徒よりかは、現在の状況で一番マズいのは、
グラウンドで授業を受けている生徒が居るから、外優先は確定だった



凪「………やりゃいいんでしょ、やりゃあ」



こういう一連の出来事の一切を、
生徒会長である俺が全部処理をしなければいけない
それは、いつからかは前任者にしかわからない
…というか、多分、
結構な年を遡ると思う


着ていたブレザーとネクタイを外しては、自分の机の上に放り投げ、
体を伸ばした


「…っあの、青水くん!」


顔を真っ青にして声を掛けて来たクラスメイトの女の子に、
"大丈夫だ、全校生徒を守るのが俺の役目でもあっからさ"と言えば、
幾分か、顔色が戻ったように見えた


窓の冊子に足をかけると、
"彼奴等、何"と声を掛けられた
やけに近くから聞こえたもので、振り返るとそこには、
佐野万次郎が居た


凪「何の用かは知らねぇけど、ウチの生徒に手ェ出したら、
彼奴等みたいにするぞ」


足に力を込めては、飛んだ
二階からの跳躍は、まぁまぁ高いものだけど、
呑気に階段で行けば、グラウンドの生徒に手を出し兼ねない
避難をしているにしても、生徒への危害の可能性を考える自分は偉いと思う

欠伸を零しつつ、先を見据えれば、
いつも拳のはずが、バットを持って来ていた


………あー、これAの野郎の得意分野じゃんか
っもうさ、タイマンで良くね???
武器使うとか、マジで雑魚すぎん?????

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設定タグ:東京卍リベンジャーズ , 東リベ , 龍宮寺堅   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:松城美樹 | 作者ホームページ:https://twitter.com/matsushiro_m  
作成日時:2021年7月11日 22時

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