7話 ふたりっきり ページ8
＿＿翌朝＿＿
『ん〜っ、おはよぉミズゴロウ』
｢こぅっ｣
ベットに入り込み撫でろと言わんばかりに自分の手を頭に擦り付けるミズゴロウの行動により目覚めたのは朝の7時、隣のベットにお寝坊な父の姿がなく小首を傾げればミズゴロウを抱きベットから出る
『お父さん？』
｢あぁ、A｣
『どうしたの？こんな朝早くに荷物まとめて』
｢それがな、今朝職場から電話が来ちゃって…｣
ごめん！と顔の前で手を合わせるお父さんを見れば怒る気なんて毛頭ない、大人には色々あるのだ、と自分でもわかっているから。
『あ、じゃあわたしも荷物まとめるね、キバナお兄ちゃんには言っとくから』
｢いや、お前はここに残ってて大丈夫だぞ、キバナくんにはもうお願いしてあるから｣
『え？それって、』
"キバナお兄ちゃんとふたりっきりってこと？"
なんて言い終わる前にトランクを持った父を視線で追う
｢3日以内に終わらせてくるから、今日はキバナくんに泊まる先もAと相談してくれと頼んだから安心してくれ｣
『えっ、えぇ、うん…わかった』
｢じゃ、ごめんな｣
『うぅん、行ってらっしゃい』
申し訳なさそうに頭を撫でられればひらひらと軽く手を振りお父さんを送り出す。
パタリと扉が閉まれば自動ロックの機械音が聞こえる
『とりあえずキバナお兄ちゃんとの約束もあるし…準備しよっか、ミズゴロウ』
｢かぅっ！｣
わたしは約束の時間に向けてキバナお兄ちゃんとふたりきりで何を話そう、なんてことを考えながらいつもより長い時間をかけて準備をした。
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ROM-ロム-(プロフ) - キバナ推しには最高ですわ…あなたが神ですか()素敵な小説、ありがとうございます！更新、頑張ってください！ (2022年2月18日 18時) (
レス) @page26 id: 9ff21fafd2 (このIDを非表示/違反報告)
りーいか - キバナ好きには、たまんない！すごい好きやわまじで！更新待ってます！無理せず頑張ってください！ (2020年11月24日 21時) (レス) id: 5ed0e12fec (このIDを非表示/違反報告)
まつりちゃん(プロフ) - 月巳 椿さん» わぁぁぁなんと嬉しいお言葉...！最近サボり気味なので頑張って更新します！コメントはすっごい励みになるので嬉しいです！無理のない程度に頑張ります！ (2020年2月10日 21時) (レス) id: dd3c456777 (このIDを非表示/違反報告)
月巳 椿 - もうキバナさんが好きなのに、この小説でより好きになりました！無理せず頑張ってください！！ (2020年2月10日 17時) (レス) id: 4804da1457 (このIDを非表示/違反報告)
まつりちゃん(プロフ) - 松野かほさん» 待たせてしまって申し訳ない.......()これからも妄想全開で頑張ります、これからもよろしくお願いします！ (2020年1月6日 0時) (レス) id: 3241b0dcf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まつりちゃん | 作成日時：2019年12月22日 5時
