キバナさんのオキニちゃん【剣盾】

22話 事情聴取 ページ23

キバナsid


家に着き背を確認すればすぅすぅと浅い寝息をたてて眠る彼女。
ゆっくりと靴を脱がせ上着をハンガーにかければ布団に彼女を横たわらせる。


｢ごめんな、シャワーズ｣


｢しゃうっ、、｣


彼女のバックの中からモンスターボールを取り中からシャワーズを出す、不安そうな顔をしているシャワーズの頭を撫でる。


｢怒らないから嘘つかずに答えて欲しいんだ｣


｢しゃゎ、｣


コクリと頷くシャワーズを見れば真剣な眼差しを向ける。


｢Aに何があったかしってるか？｣


同じようにコクリと頷く


｢それはオレさまのファンが関係してるのか？｣


コクリと頷く


｢酷いことされたのか…？｣


シュンとした表情でコクリと頷く


｢じゃあ、Aはオレさまに嘘ついたってことか｣


｢しゃぅ！｣


困ったような悲しそうな顔をして歯切れ悪そうに頷く、でも、と理由を伝えようと必死に鳴く頭を撫でる


｢いまのは言い方が悪かった、ごめんな
Aが隠し事する時はなんかしらの理由があんだよな、｣



｢しゃゎ、、、｣


｢昔っから仕方ねぇやつだ｣


こくこくと頷き頭をオレさまの膝に擦りつけくる。


｢心配すんな、オレさまがどーにかしてやる｣


ぱぁっと表情を明るくすれば両手でわしゃわしゃと撫でてやる。
モンスターボールにシャワーズを収めれば、彼女の前髪から薄く香った胸糞悪い匂いの香水を調べようとスマホロトムを起動させた。

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