12話 寝室 ページ13
お互い風呂に入り終わりポケモンの手入れも終わった後、わたし達はリビングでのんびりとしていた。
｢もう12時過ぎか、｣
『んぁー、もうそんな時間？』
｢Aと一緒にいると時間が早く過ぎるな｣
『わたしもそーおもう』
顔を合わせて笑えばテレビを消す
『今日わたしどこで寝ればいい？』
｢ん？オレさまと同じベットで寝ればいいだろ？｣
『き、キバナお兄ちゃんと一緒のベット？！』
｢あぁ、来客用とかねぇしソファーで寝かせる訳にもいかねぇからな｣
『でも一緒はやっぱり…』
｢なんだよ、同じベットで小さい頃何回も一緒に寝たろ？」
『そ、それって子供の頃の話で今はっ、』
｢それともオレさまと寝るのは嫌か？」
『嫌ってわけじゃ…ない…』
｢ならいいじゃねぇか、ほら、行くぞ」
わたしが断れないような言い方をしてくるキバナお兄ちゃんはずるい。
寝室に入ればダブルベットより大きいサイズのベットが置かれた比較的シンプルな部屋が視界に映る
部屋に入るなりパチンと電気を消されればいきなりの暗闇に目は慣れるわけもなく部屋の構造を理解してる訳でもないわたしはキバナお兄ちゃんを探す為に手を前に出しさまようように歩く
『き、キバナお兄ちゃん…？』
数メートル歩けばグイッと手を引かれる
『ぁわっ？！』
手を引かれ倒れた先はベットでキバナお兄ちゃんの匂いも相まって安心する。
｢わり、いつもの癖でさ｣
『いいけどビックリさせないでよ』
手元のリモコンで電気を暗いオレンジ色に光らせれば顔が見える程度に視界がひらける。
布団に入り2人で横になればなかなか眠れず数十分が経った。
急にぎゅっと身体を抱き締められれば、とくんっと、胸が高鳴るあの頃より逞しくなった褐色の腕に身体がすっぽりと包み込まれてしまう。
｢寝れないのか？｣
『なんか環境とか、変わったから、かな？』
ドキドキして寝れないなんて言えない
｢なんだ、オレさまが近くてドキドキして寝れないとかじゃねぇんだ｣
耳元で低い声が息が当たれば思わずひくっと肩を揺らす。
｢ち、ちが、キバナお兄ちゃん相手にドキドキとかないからっ、」
｢へぇー、耳まで真っ赤にしてそんなこといえるんだな｣
『えっ？！』
思わず耳を隠せばちらりと彼の方を向く
『あんま、見ないで』
｢可愛い｣
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ROM-ロム-(プロフ) - キバナ推しには最高ですわ…あなたが神ですか()素敵な小説、ありがとうございます！更新、頑張ってください！ (2022年2月18日 18時) (
レス) @page26 id: 9ff21fafd2 (このIDを非表示/違反報告)
りーいか - キバナ好きには、たまんない！すごい好きやわまじで！更新待ってます！無理せず頑張ってください！ (2020年11月24日 21時) (レス) id: 5ed0e12fec (このIDを非表示/違反報告)
まつりちゃん(プロフ) - 月巳 椿さん» わぁぁぁなんと嬉しいお言葉...！最近サボり気味なので頑張って更新します！コメントはすっごい励みになるので嬉しいです！無理のない程度に頑張ります！ (2020年2月10日 21時) (レス) id: dd3c456777 (このIDを非表示/違反報告)
月巳 椿 - もうキバナさんが好きなのに、この小説でより好きになりました！無理せず頑張ってください！！ (2020年2月10日 17時) (レス) id: 4804da1457 (このIDを非表示/違反報告)
まつりちゃん(プロフ) - 松野かほさん» 待たせてしまって申し訳ない.......()これからも妄想全開で頑張ります、これからもよろしくお願いします！ (2020年1月6日 0時) (レス) id: 3241b0dcf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まつりちゃん | 作成日時：2019年12月22日 5時
