【おそ松さん】 カラ松さんとカラ松ガール 【カラ松】

５ガール ページ5

「トート子ー！！愛しのAちゃんが来たぜー！！！」

ピンポンも押さずにトト子の家の前で思いっきり叫ぶ
近所迷惑とかそんなんはもう気にしない。ていうか近所の人も恒例行事だと思ってくれているようで私に何も言わなかった。流石トト子のご近所さん


「Aちゃん！上がって！トト子の部屋でお話しよ」
「うん」


たたたっと駆け寄ってくるトト子。
可愛い、めっちゃ愛しい。


トト子の部屋に入るとふわりと良い香りがする。

前までアイドル業のせいでなんか部屋全体が生臭かったけれど最近はそんなことなく、トト子の甘い匂いに包まれた部屋になっていた。


「んで、Aちゃんどうしたの？トト子に何か用？」
「いや、別に。トト子に会いたくなったの」
「やだもー」


正直女の子らしくきゃっきゃすることは苦手だけど、トト子とのきゃっきゃは好きである。
その前にトト子可愛いし。美人だし。綺麗だし。

まぁいわば可愛いは正義。
それに





「……トト子に何か相談？」

「……」


彼女は強い。
芯を持っている、頼れる立派な女性だから。


「トト子はなんでもお見通しだね」
「Aちゃんのことだもん」


例えお世辞にも性格が良いとは言えなくても、魚のアイドルやってて世間体がおかしくても。
トト子は、まっすぐで飾らない。


「じゃあ話しちゃおっかなー、珍しいAちゃんの恋バナ」
「えっ！Aちゃんでも恋するんだ！」
「トト子失礼だね！」


そんなトト子が、すきだなぁ。

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