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13話 ページ14

「誰だよ真緒君に酒入れた奴。」

「お、俺じゃ、ないよ〜?」

「よし、明星君歯を食いしばれ。」

暴力反対!って言いながら両手を小さく上げる明星君の頭を軽く殴ってやった。

深夜3時、朔間さんが起きれる時間のせいでこの時間帯になる事が多々ある。
今日もその位の時間に帰り、ひとまず思ったのは珍しく明かりがついてるなーと。起きている可能性もなきにしもあらずだったけど、寝落ちだろうと思いながらドアを開ける。
そしたらさ、寝落ちしている守沢さんを起こそうとする高峯君に完璧に出来上がった真緒君に介抱してる遊木君に笑ってる明星君じゃん?

とりあえず真緒君は寝室に突っ込んでおいた。面倒臭いから。で、とりあえず守沢さんを高峯君と支えながら遊木君の車に乗せる。どうやら遊木君は寝ている所を明星君に起こされて来たらしい。可哀想に。

「衣更君ってお酒に弱いんだね?」

「あー・・・うん。だから外でも呑まないでしょ?」

というより外では絶対に呑むなときつく言っている。迎えにいけないし、誰も止めてくれるどころか勧めるから。
それと真緒君が呑むと送れる人がいないからだ。

「完璧に出来上がった真緒君はとても面倒臭いから今度からはある程度で止めてあげてね〜・・・」

「すみません、先輩・・・」

「高峯君は悪くない、悪いのはお前じゃ。」

明星君にデコピンをしてやると地味に痛かったらしく涙目だ。そしてお気を付けて〜といながら遊木君の車を見送った。

正直言えば、酔っ払った真緒君は面倒臭い。凄く、面倒臭い。

「真緒君、大丈夫?指何本に見える?」

「はち〜っ!」

「駄目だ、全然大丈夫じゃないや。」

8?もはや人じゃないよ、その数。
真緒君は首に腕を回して抱きついてくる。うん、凄くお酒臭い。

「真緒君、離してくれませんかー?水取りに行けぬのですが。」

「いらなーい!」

「・・・はぁ。ほんと、どんだけ呑んだのやら。」

前髪を結んでいるゴムを外し真緒君の髪を撫でる。結構サラサラしてるんだよね、真緒君の髪。撫でるのが気持ちいい。
なんて、油断した私が馬鹿でした。
私の方に体重がかけられいきなりの事に後ろに倒れてしまう、後ろはベット。

「あのー、真緒君?」

「んー」

「どいてくれませんかね?」

「やだ。」

この状況、嫌な予感しかしない。

「A」

「・・・なんでしょう?」

耳元で囁かれた言葉に流されその後は暗転と言うことで。

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mol(プロフ) - キキさん» コメントありがとうございます!夢主ちゃんは私のテンションによって結構変わってるのでコロコロ変わって何だコイツと思われてないかな、と不安に思っていたので嬉しいです!出来るだけ早めの更新出来るように頑張ります! (2015年8月8日 22時) (レス) id: b4c46e0b8a (このIDを非表示/違反報告)
mol(プロフ) - 水撫月さん» コメント返しが遅くなって本当にすみません!!続編にいけたのは読者さんのおかげです・・・!できるだけ早めに更新出来るように頑張ります。コメントありがとうございました! (2015年8月8日 22時) (レス) id: b4c46e0b8a (このIDを非表示/違反報告)
キキ - 夢主ちゃんの性格、大好きです(〃∇〃) 更新、頑張ってください! (2015年8月8日 11時) (レス) id: b05baa7531 (このIDを非表示/違反報告)
水撫月 - 続編おめでとうございます!!頑張ってください!! (2015年7月27日 16時) (レス) id: 544fba5743 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mol | 作成日時:2015年7月27日 1時

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