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11話 ページ12

高2の夏。流星隊とUNDEADのイベントに手伝ってほしいとあんずちゃんから頼まれ(可愛い子から頼まれたら仕方ないよね)暑い日差しの下で手伝う事になった。

「は、囚われの姫様?私が?」

「Aちゃん、似合うと思うよ〜お姫様。」

「ほざけ。」

結局あんずちゃんに丸め込まれ、というよりもう衣装出来てると言われてしまいそれを無下にする事も出来ずにその役を引き受けた訳だけど・・・

「・・・・・・熱い。」

「鉄に熱が伝わって恐ろしい熱さになってんじゃねーかよっ!!」

檻に入ってるのは私だけではなく、大神君までも檻にいれられていた。もう一つにはアドニス君もいる。

「おい、大丈夫かよ?顔色悪いぞ。」

「大丈夫じゃない、軽く脱水症状だよ。」

真昼間だ。裸足に伝う熱と、大量にかく汗であまりコンディションはよくない。
このままじゃ倒れるのも時間の問題。
汗が止まり始めた時、本気でヤバイと感じた。

「おい、身体が冷たいけど大丈夫かよ!?」

「大神、A。今そっちの檻も・・・」

「・・・壊していいんだ。」

「あ!?お、おいAなにしようとして・・・」

足首には鉄製の枷のようなものがついている。この枷に上手く当てて蹴れば・・・

「大神君、ちょっと離れててね?」

いつものように、空手をする時のように足を上げた。

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「折れたのはいいけどそのまま倒れて緊急搬送だよ。」

「結構末期状態だったから焦ったからな!?あれ!!」

重度の熱中症だったらしく、その日の夜はまさにグロッキー状態だった。翌朝、羽風さんが謝りに来た。朔間さんに頭押しつけられながら、土下座で。

「あれから私は思ったよ・・・鍛えなおそうって。」

「お前の反省点はそこじゃないだろ。」

「でも本当にあれはキツかった。」

腕を引かれ真緒君の方に倒れ込む。そして頭を撫でられた。

「無茶するなよ?」

「まぁ、死なない程度に。」

「無茶する気満々だな、コイツ。」

「勿論。」

若いうちは無茶してなんぼでしょ、と言ったら手刀くらいました。いたい。

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mol(プロフ) - キキさん» コメントありがとうございます!夢主ちゃんは私のテンションによって結構変わってるのでコロコロ変わって何だコイツと思われてないかな、と不安に思っていたので嬉しいです!出来るだけ早めの更新出来るように頑張ります! (2015年8月8日 22時) (レス) id: b4c46e0b8a (このIDを非表示/違反報告)
mol(プロフ) - 水撫月さん» コメント返しが遅くなって本当にすみません!!続編にいけたのは読者さんのおかげです・・・!できるだけ早めに更新出来るように頑張ります。コメントありがとうございました! (2015年8月8日 22時) (レス) id: b4c46e0b8a (このIDを非表示/違反報告)
キキ - 夢主ちゃんの性格、大好きです(〃∇〃) 更新、頑張ってください! (2015年8月8日 11時) (レス) id: b05baa7531 (このIDを非表示/違反報告)
水撫月 - 続編おめでとうございます!!頑張ってください!! (2015年7月27日 16時) (レス) id: 544fba5743 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mol | 作成日時:2015年7月27日 1時

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