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偶然 ページ13

暇だから今度は米花町の探検でもしよう。

わたしはそう考えると携帯とお財布の入ったカバンを持って、

家に鍵をかけるとさっそく探検を始めた。

ポアロがあるけど、梓さんはいるのかな?

原作では23か4才だった気がするけど、7年前だから16か7才か。

意外といる可能性も捨てがたいかも。バイトとしてだけど。

ポアロの上には毛利探偵事務所の文字。いつからあるんだ。

帝丹中学校にでも行ってみるか。わたしはそう思って向かった。

途中で工藤邸と阿笠邸も発見した。やっぱり広い家だな。

工藤邸と阿笠邸を見る前にも、かなり大きな家があったけど、どんな人が住んでるのかな。

しばらく歩くと帝丹中学校に着いた。グランドでは、運動部が練習しているみたいだった。

帝丹って小、中、高、大の全部が併設してるんだね。想像以上の広さだよ。

わたしが飽きたので帰ろうとすると、「だーれだ?」と言う人に、目を覆われた。

え、本当に誰だろう。松田さんだったら嬉しいな。

わたしはそう思うと苦笑しながら、「松田さん?」と問いかけた。

その誰かはわたしの目を覆っていた手を退けた。

わたしが振り返るとそこにいたのは、「松田さん!」

そう松田さんだったのだ。こんなことするんだなと意外に思った。

「正解。」と松田さんは言うとニヤリと笑った。

正確にはサングラスをかけてるからわからないけどね、口元はニヤッとしていた。

「それにしてもどうしたんですかこんな所で。」とわたしは松田さんに聞いた。

「ああ。親友を待ってるんだよ。」と松田さんは言った。

萩原さん…なのだろう。大丈夫。11月7日に助けられればいいんだから。

「ねえ、松田さん。松田さんって警察の中でもどこに所属してるの?」

わたしはそう聞いた。まあ知ってるけど念のため。

「俺の所属は、警備部機動隊の爆発物処理班だ。

一応言っておくが俺、警察学校時代に、爆弾処理の実技だけはトップだったからな。」と

松田さんは得意げに言った。

ちょっと可愛いかも。なんて思ってしまう。

「そうなんですか!?すごいですね〜!」とわたしは言った。

「その親友さんも、同じ爆発物処理班なんですか?」

わたしが聞くと、「ああそうさ。萩原っていうんだ。」と返ってきた。

やっぱり萩原さんだったんだね。

その表情は反則です。→←隠しごと



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設定タグ:松田陣平 , オリキャラ , トリップ   
作品ジャンル:恋愛
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しらす。(プロフ) - りんごさん» そんなことを言っていただけて、とても嬉しいです!頑張ります!! (2017年11月28日 15時) (レス) id: d770bdf746 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 松田さん大好きです!!この小説、とっても楽しいです♪更新、待ってますね! (2017年11月25日 19時) (レス) id: 571647a044 (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - 神谷さん» そんなことを言っていただけて、とてもありがたいです。更新は少し遅くなりますが、これからも頑張ります!! (2017年8月16日 9時) (レス) id: d770bdf746 (このIDを非表示/違反報告)
神谷 - 自分のペースで大丈夫です! この作品を作ってくださって・この作品と出会えてとても嬉しいです。がんばれー(笑) (2017年8月15日 15時) (レス) id: d28aadfc84 (このIDを非表示/違反報告)
しらす。(プロフ) - moonさん» 読んでくださってありがとうございます。頑張ります。 (2017年7月23日 23時) (レス) id: d770bdf746 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しらす。 | 作成日時:2017年6月16日 21時

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