【名探偵コナン】監視生活とか聞いてない【降谷零】

第14話 イケメンさんは買い出しに行かない。 ページ15

「ふぁーっ！！疲れたぁぁぁぁ〜」
アパートのドアを開けると、どっと疲れが押し寄せてくる。
耐えきれなくなり床にどへっと座り込んだ。

「………何してるんですか、」
後から入ってきたバーボンに、変な目で見られる。
イケメンのこういう表情は心に刺さるからやめてほしい。本当。

「疲れたんだよぉぉぉぉぉ！！！」
「！？ 涙出てますよ貴女」
「いや、拭いてくれねーのかよ！！」

つか本当に疲れた。
今日は、人混みに押され、寄られて、流されて、ともう散々だ。

「決めた……！！！！！！ 私は今後一切外に出ない！！！」
「飢えますよ」

淡々とした口調で返された。
そこは君がするのが普通だろ。

「はい？ まずここ僕の家ですからね。 貴女は勝手にここに住んでるだけ、買うのは貴女でしょう」

よくわっかんねぇなぁ。
って誰が、勝手に住んでるじゃボケィ！！！

「監視するから同居しろ、つってきたのはあんただろうがあああ！！！」




「そんな事。言いました？」


すっとぼけんなコンニャロ！！！！！！！
てかもう本当顔が良すぎる！！！！！！！！！！！！！
私の嫁に来るんだ！！！

「…………話、脱線してますが」
「知らねーよそんなの！！！」



















ーー第１章「監視生活の始まり」【完】ーー

第２章:小さな名探偵→←第13話 イケメンさんは荷物持ちには出来ない。

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