第１章:監視生活の始まり ページ2
「ねぇ…………、はぁ…、教えてくれっ…、君は、何者なんだっ…、い、」
私は、浅く息を吐きながら必死にもがく男を冷たい目を見下ろす。
「それは、あの世でねっ、」
男の首を思いっきり締めた。既に弱っていたので、すぐにぽっくりといってしまった。
息がなくなったのを確認する。
私は懐から拳銃を取り出し米神に当てた。
嗚呼、やっとだ。
やっといける。あの人の所へ。
私はそのまま引き金をを引いた____________、
__バンッ
筈だった。
「こんなので死ねるなんて、甘いですよ」
そんな言葉と共に誰かの手が首に当たる。
その次の瞬間、
「っ！！」
首に感じた痛みと共に私の意識は暗闇に沈んでいった。
____
____________
「ここは、？」
次に意識が戻ると、真っ先に入ってきたのは病院の白い天井ーーーー、などではなく。
普通の家みたいだ。
「あ、起きました？」
ひょこっと隅から顔を出したのは、確か、私の意識が無くなる前に手刀を打った男。
いや、可愛いな。顔が良い分めちゃ可愛いぞ。
とか言う私も、一応兄さんの遺伝で美人の部類に入る人間だ。自分で言うのはなんか違うと思うが。
「……、？、大丈夫ですか？」
え、やめて。手をブンブン振らないで。可愛すぎる、、殺す気かよ。
「………………………………、はいすみません」
にやけそうな顔を無理矢理元に戻す。
私は幸いにも昔からあまり気持ちが顔に出るタイプの奴じゃなかったのでここは一安心だ。
「あ、何か飲みます？」
金髪さんはそう言ってこてりと首を傾げた。
(え、何、ハニトラ？？いちいち仕草がやべぇんだよ。アンタ！)
「ココアで…、」
言ってから後悔した。
ああああ、恥ずかしすぎるわ。コレ。私が珈琲飲めねぇ(苦くて)事バレちまうやん。
顔を手で覆い隠して必死に恥ずかしさを押し殺す(？？)
「わかりました。ちょっと待っていてくださいね、」
え、ココアあるの。
てっきり笑われるかと思ってたんだけどな。私。
ってか、マジで。あの人のペースに入りそうだったんだけど、ここどこ？あ、この人の家か。
じゃあその疑問は解決したとしてなんでここにいる訳。
「はい、どうぞ」
にこにこしながらイケメンが持ってきたのはココア、とお菓子。
「あ、ありがとうございます」
わぁ、スパダリだ。
第2話イケメンはスパダリだった。→←prologue.暗く、はない
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敷(プロフ) - コメントありがとうござます！！ そう言ってもらえると嬉しいです 、！ 亀更新になるとは思いますが頑張ります 、！！ (2021年1月2日 13時) (
レス) id: 041feb3e74 (このIDを非表示/違反報告)
アイスある - 面白い！！更新待ってます！ (2021年1月1日 18時) (レス) id: 38b2fa8d4e (このIDを非表示/違反報告)
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