二十五話 ページ27
「総悟の下敷きになった?」
「ええ、さっき話した通り、たまたま…」
事情を話すと、彼は訝しげにAを舐めるように見つめた。
まるで蛇に睨まれた蛙のようにAはビクビクと怯えている。
「そうか、それは悪かったな。
……あ、顔に傷ついちまってんじやねえかよ」
Aの顔を改めて見た土方は呟くように言った。
指摘されて顔を触ってみると、確かに頬に深い傷が出来ていた。べたっと指に血がつく。
ガラクタが多かった分に、傷が深くなってしまったのだろう…。
「女の子なのに……」
「なんの罪もない女の子の顔に……」
「なんてことを……」
非難の目を向けられたのは当然沖田だった。
Aが困ったように立ち尽くしている中、沖田は重たい視線に負けを認めた。
「……すいやせんでした。もうやりません」
「あとは?」
「傷の手当もしますぅ………」
(私の意見は!?)
終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←二十四話
280人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ニョキニョキ - いつも楽しみにしてみてますw更新、待ってます! (2015年2月13日 21時) (レス) id: de8a050ac6 (このIDを非表示/違反報告)
ねむれるシシャ - すっごくおもしろいです(^∀^) 更新頑張ってください! (2015年1月31日 4時) (レス) id: 19e9d9c911 (このIDを非表示/違反報告)
ひつじ - 面白いです^^更新がんばれー。 (2014年12月29日 16時) (レス) id: 00e05ca530 (このIDを非表示/違反報告)
優心 - めちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2014年12月22日 18時) (レス) id: de8a050ac6 (このIDを非表示/違反報告)
アキト - 面白いです( ´ ▽ ` )ノ続けて下さい(≧∇≦) (2014年12月12日 2時) (レス) id: c7018ac140 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:沖田にゃんご | 作者ホームページ:
作成日時:2014年3月15日 23時