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『…へえ。それでここに…』



「はい…」



ひとまず俺は、ここに来た経由と理由を伝えた。



信じてくれたのか、少女はまたマイペースにお茶をすすった。



『今来た道を戻ればいいんじゃない?』



「それが、無我夢中に走っていたためさっぱり…」



『あらら…』



情けねぇ俺…ニートで迷子で女の子に助けてもらうって…。



『まぁ、いつかは帰れるわよ』



「は、はぁ…」



そのいつかがわかりたいんですけど…。



『そういえば名前聞いてなかったね。名前は?』



「松野おそ松です…」



急に名前聞いてくるなんて…やっぱ警察に通報…?



しかしそんな気はないのか、『うんうん』と頷くとまたお茶を飲み始めた。



「貴方は?」



『私は×× A…――――』



「…え?」



苗字が、ノイズかかったように聞こえない。



「も、もう1回いいですか…?」



『あら、聞こえなかった?×× A―――――』



「…!」



なんだ…頭がクラクラする…。



ダメだ…意識が…。









『待ってるよ』

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カイバ(プロフ) - ちかさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2016年8月8日 7時) (レス) id: 6d81921c1d (このIDを非表示/違反報告)
ちか - これおもしれぇぇぇぇぇぇ!!!更新頑張ってください!! (2016年8月7日 23時) (レス) id: 4e1f3cd352 (このIDを非表示/違反報告)
カイバ(プロフ) - カヨリンさん» 本当だぁぁぁ!すみません!ありがとうございます! (2016年3月27日 10時) (レス) id: 6d81921c1d (このIDを非表示/違反報告)
カヨリン - あの、9話で午後2時とあるんですが、午前2時じゃないですか? (2016年3月27日 10時) (レス) id: d8af866617 (このIDを非表示/違反報告)
カイバ(プロフ) - 紅牡丹さん» コメントありがとうございます!うわぁぁぁぁありがとうございます!(土下座)マジすか…。嬉しいです!更新頑張ります!! (2016年3月27日 8時) (レス) id: 6d81921c1d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カイバ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年2月15日 23時

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