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『おそ松君…どうしたの?変なポーズ決めて…』



「へ、へへ…」



綺麗に咲き誇る薔薇。その中心に立つ Aちゃん。



触れにくい、気高い雰囲気を醸し出していた。



「…っと…Aちゃんに会いに来ちゃった!」



『ふふ…相変わらず面白いね。おそ松君』



Aちゃんが白い手を差し出してくれる。俺はその手を握り、立ち上がった。



『…また楽しいお話してくれる?』



「ああ!もちろん!」



…もしかすると、Aちゃんは俺が今置かれている状況に気づいているのかもしれない。



だからこそ、俺は急いでいる。一緒にいれる時間が少ないかもしれないから。



今日こそ……「告白」しようと、俺は決意を固め、椅子に座った。






『ハハハ…あ、もう時間……』



「えっ!?もう!?」



時間の流れは本当速い。楽しければ楽しいほど、それを痛いほど感じる。



結局、今日も告白できなかった訳だ。まーた兄弟の支配下だよ…。



「…もうちょっと、いちゃ駄目?」



自己中心的な我が儘が口から出る。本当俺クズだな…。



Aちゃんは、ちょっと困ったように笑うと…



『私もそうしたいけど、―――――――――――』



「…」



後半らへんは、全然聞き取れなかった。でも、酷く悲しそうな顔で、何か悲しいことを言ってたような気がする。



その後、気まずい雰囲気になり、俺はその場から逃げるように家へと帰った。






……なんとなく、なんとなく気づいてるんだ。でも、きっと悲しいことになるから今も目を反らしている。



「なぁおそ松!知ってるか!あの場所に―――――――――!」



小さい頃の、チョロ松が言ってたこと。あの大きな館。



もしかしたら、Aちゃんは―――――――…。



********************************************

更新してなくてすみません!!この作品もラストスパートかな…?

おわりも予測できてきてますね。これから頑張ります。

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カイバ(プロフ) - ちかさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2016年8月8日 7時) (レス) id: 6d81921c1d (このIDを非表示/違反報告)
ちか - これおもしれぇぇぇぇぇぇ!!!更新頑張ってください!! (2016年8月7日 23時) (レス) id: 4e1f3cd352 (このIDを非表示/違反報告)
カイバ(プロフ) - カヨリンさん» 本当だぁぁぁ!すみません!ありがとうございます! (2016年3月27日 10時) (レス) id: 6d81921c1d (このIDを非表示/違反報告)
カヨリン - あの、9話で午後2時とあるんですが、午前2時じゃないですか? (2016年3月27日 10時) (レス) id: d8af866617 (このIDを非表示/違反報告)
カイバ(プロフ) - 紅牡丹さん» コメントありがとうございます!うわぁぁぁぁありがとうございます!(土下座)マジすか…。嬉しいです!更新頑張ります!! (2016年3月27日 8時) (レス) id: 6d81921c1d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カイバ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年2月15日 23時

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