【おそ松さん】関係性はキスだけ。【松野おそ松】

〃 ページ16

「な、なんでここに?」

「へへ、びっくりした?」


後ろから声が聞こえて振りかえるとそこには兄弟たちがいた




「僕らからのサプライズだよ〜

でもこれだけじゃプレゼントにならないから…十四松兄さん、一松兄さんお願い」

「あいあいさー!」
「はいはい」



十四松は俺から奪った赤いパーカーをAに着せた

それから一松がAの髪を赤いリボンで束ねた






そして二人で俺の前にAを連れてきた

「僕ら考えたんだけど…


兄さんの喜ぶプレゼントって…Aちゃんぐらいじゃないかなって…だから……」

「私、プレゼントになってみました」

そう言ってAは笑う



「プレゼントになってみました…って言われても……どうすればいいんだよ」

「…好きにして」

「は？」

「おそ松の好きにしていいよ？」





なんだよ、それ…


「ほんとにいいのか？」

「うん」

「後悔しない？」

「しないよ」



「じゃ、遠慮なく」

俺はAにてを伸ばす






「…おめでとう、おそ松」

Aはもう一度微笑んだ

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