つめたいフリの裏側は [赤]

#24 ページ24

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私が出場するのは、



午前中に学年競技のリレー、創作ダンス。











そして午後、一番大事な綱引き。



リレーは、アンカーの小瀧が2人抜きを達成してまさかの優勝。



リレーのメンバーはほぼほぼが体育祭委員。



熱があるのも忘れて、みんなとハイタッチした。














しげおかとも雰囲気のままハイタッチしたけど、



なんだか気まずくてあった目をそらしてしまう。



それがなんでか、むしょうに悔しくなった。















創作ダンスは、練習通りに。



委員を中心にみんなで創り上げた振り付け。



考えに考えた隊形。



こちらも大成功で終わった。















そして、お昼休み。



体育祭委員に、お昼休みなんてあってないようなもの。














得点の集計や午後の競技の準備などをして、



余った時間でみんなお昼ご飯をかきこむ。












私たちが休めるのは、体育祭が終わってからだ。



みんなに熱があることを悟られるわけにはいかないから、



人気のないところまで来て薬を飲む。













触れたおでこは朝よりも熱いような気がして、



...熱、上がってるかなぁ。



効いてよ、薬。















冷たい水道で顔を洗って、頬をぺちぺちと叩くと、



心なしか体温が下がったような気がする。



今日を乗り切ればどうなってもいいから、



私の体、がんばれ。
















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最近ひと更新の量が少なく申し訳ありません

勿忘草の続編の下書きと並行して進めてるので、

ご理解頂けると嬉しいです

このお話は容量がいっぱいになるまえに完結させるつもりでいます

これからもよろしくお願いします


ましろ





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