【黒バス】木吉先輩の双子は転生系女子の様で~sept~

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電車に揺られる事約1時間

そこで目的の駅に到着し、そこからまた30分程歩いて漸く高校に到着

で、現在7時

9:30迄に登校すればいいんだけど、どうせ数日後には5時とか6時登校になるんだ

だったら早起きをして登校したって損はない


教室に入ると、既に着席して読書をしている人が見えた

(人1)「えと、Good mor…じゃない。花宮君おはようございます」

未だ両親との電話の癖が抜けない私はしまったと口を押さえる

帝光で4人にちょくちょく言っていたからそこでも癖がついているのかもしれない

ここに彼等はいないのだから、突然英語で挨拶するとかいうのには気をつけていたのに、気を抜いた

やっちまったぜ

内心焦っているものの、顔には出さない

花「あ、木吉さんおはようございます。早いですね」

(人1)「花宮君程ではありません。一体何時からいたんですか」

花「…6時?」

(人1)「早過ぎますって」

私と同じで慣れておく為なんだろうけど、やっぱり早く感じるよね

花「俺の家ってここから近くも遠くもない場所にあるから。歩いて約30分」

うっわ、私よりも家が近い上に遅く起きられるとか羨まし過ぎるんですけど

凄く羨まし過ぎるんですけど

(人1)「いいなぁ。私、電車に1時間揺られて30分歩かないといけないからかなり羨ましいです」

花「結構離れてますね。それでもここに来たかった理由でもあったんですか?」

(人1)「いや、ここって進学校だから将来就職する時に有利だと思ったというだけです。秀徳と迷ったんですが、電車の本数的にちょっと…」

運がよければ鉄平の負傷場面を間近で見られる可能性があるからとは死んでも言えない

荷物を置いて花宮君の席に近づく

私、結構人慣れしたな

前ならチワワの様にガクブルしていたよ

4人とcolorful’s、弓道部の存在が大きかったのかな?

(人1)「そういえば、さっき迄何読んでたんですか?」

花「シェイクスピアの“ヴェニスの商人”です」

(人1)「I hold the world but as a world, Gratiano,A stage where every man must play a part. And mine a sad one…“この世は1つの世界だよグラシアーノ、誰もが自分の役をこなさなきゃならない舞台なのさ。僕のは悲しい役だよ”」

私の言葉に、花宮君は思い切り食いついて来た


*+*+*+
朝の支度時間をどうしようかと考えてたら竜胆の賢い設定を思い出した
なら竜胆に準備を手伝わせよう
餌は自分でやって木吉ちゃんの服を洗濯機に入れて玄関の鍵の閉めたら短時間で終わ…これだ

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