【黒バス】木吉先輩の双子は転生系女子の様で~sept~

307.nouvelle ページ7

気持ち良さそうな寝息を立てながら爆睡している瀬戸 健太郎氏

よくこんな所で眠れるなーと若干尊敬する

出来れば真似したくないけれど

担「はぁ…。誰か其奴を起こしてー。ここから動きたくないから」

おい担任

自分で起こしに行けよとクラスの大半が思っただろう

ま、皆さん顔に出てるんだけどね

仕方ない、と前の席の子が 起きろー と声をかける

すると、後2時間ー という寝言が聞こえてきた

寝過ぎだわ

これはしぶといぞと前の席の子が溜息を吐いた時、瀬戸氏が伸びをしながら目を覚ました

担「おー、起きた。それじゃあ瀬戸君、自己紹介をお願いしまーす」

瀬「んー、自己紹介…?」

「名前と、趣味とか入りたい部活とかそんな事を言って、最後に宜しくとか言えばいいんだよ」

前の席の子すげー優しい

瀬「…分かった。瀬戸 健太郎です。趣味は暗記をする事で、部活は…まだ決めてません。えー…宜しくお願いしま…ふわぁ」

最後の最後に欠伸をして台無しになった

そして、着席をするとすぐにまた眠り始めてしまった

自由過ぎかよ

クラスの子達はもう苦笑いだ

担「よーし終わったな。あ、そういえば自己紹介してなかったや」

あー、確かに担任が自己紹介していなかったね

普通は最初に先生がやるよね、そういえば

担「んーと、私は雪見 兎紀。担当は体育で、陸部の顧問をしています。気軽にとっきーって呼んでねー」

薄く笑って手を振る雪見 兎紀先生

雪見とか、弓道部の1個下の後輩を思い出すんだけど

「雪見ってモデルの蓮兎と同じだねー」

誰かが言った

それに対して先生は爆弾を投下する

兎「あ、それ私の弟」

…クラス中が騒がしくなったのは言うまでもない

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HRを終え、生徒其々が帰り支度を始める

勿論私もその中の1人だ

今日はさっさと帰ってパパッと寝たいんだ

支度を終え、さあ帰ろうと鞄を担いだ瞬間、肩をトントンと叩かれる

誰だろうと振り向いてみれば、そこにいたのは花宮君

あー、こりゃ早く帰る事は出来なさそうだ

花「木吉さん、バスケ部のマネージャーになるんですね」

(人1)「…はい、そうするつもりです」

自己紹介でああ言ってしまった以上、ここで否定何て出来る訳がない

もういいや

男バスのマネージャーやるよもう…

問題が起きなければいいなって思うけど、暫くしたら多分起きる(ヒント:監督)


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雪見 蓮兎:帝光弓道部員、黄瀬と同じモデル君、滝原 柳也って相棒?がいる、結構この作品に出てるオリキャラ

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