このよに要るのはよいこだけ (ページ6)

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あの日、俺は1人だった。

特にすることも無く、小遣い貰ったからパチンコに行った。

『へへっ！大勝ちしちゃったよ♪』

久しぶりだったもんで、俺は浮かれていた。

『今日は1人で飲むぞー！…お？』

壁に貼ってあった割と新しめの張り紙が目に入った。

『…これトド松が言ってたお洒落な居酒屋じゃん。つまみが美味いって』

そう。前に末っ子トド松に教えてもらったことこ。

美味しいし女の子にも人気らしい。

…待って、て事はオンナノコいっぱい居る…って事？

OLさんとか、大学生とか来るって事？

『…よし、行こう』
(童○拗らせた結果)

『でもなー、ちと遠いんだよな…歩くと…。あっ、イヤミに車借りよ！』

俺には今末っ子から奪い取ったスマホがある。

居酒屋教えてくれたくらいで感謝する訳ないだろ。

むしろまだまだ足りねぇな。

『もしもし、イヤミー？』

イ｢あぁ…？その声はチョロ松ザンスか？」

『おそ松なw何回やんだよこのくだりww』