このよに要るのはよいこだけ (ページ2)

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Ⅱ ページ2

カラ松side

俺はさっきまでサンシャインに愛の唄を聞かせていた。

フッ、照れ屋さんなサニーは雲に隠れてしまったがな。。

すると、一階でガヤガヤ声が聞こえた。

…ニートでもカンは鋭い俺。

フッ…、これは梨だな？きっと。

降りて損することはない。

もし本当に梨を食べているならついでに食べてこよう。

ﾄｯﾄｯﾄｯﾄｯ…

扉の隙間から中を見てみる。

…ほらな。ニートのカンは鋭いんだからな！(ドヤ)

「おい！梨じゃないか！なんで呼んでくれなかった…」

あっ。

隙間から見た角度では見えなかった、

兄貴がいた。

「あっ、兄貴いたのか！悪い…俺が出るか『ごちそーさん』」

慌てて戻ろうとしたときにはもう遅くて。

何考えてるか分からない顔して出ていこうとするから。

「良いよ兄貴！俺が悪いから…」

『黙れ』

睨まれ、俺は黙り込んでしまった。

言い返してでも兄貴を留めさせる事が出来ないのが悔しい。

そのまま兄貴は何処かへ行ってしまった。

俺には追いかける勇気など無い。

ト「…ちょっと、いつまでやってんの？長くない？」

チ「いい加減仲直りしてよね～怖いんだよ…兄貴二人。」

…きっかけはたぶん分かっているんだ。

俺が事故にあってから。おそ松は完全に俺を避けている。

その事を気にしているのか

それとも他に理由が

あるのか。