このよに要るのはよいこだけ (ページ1)

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おそ松side

松野おそ松

二十歳を超えてもニート

毎日毎日、無駄な日々を過ごしている。

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

『ただいまーっ！あー、もうまたパチンコ負けちゃったよぉ』

チ「またパチンコー？ほら、母さんが梨剥いてくれたよ」

『あっまじで？！』

ト「あっ、おそ松兄さん！おかえんなさ～い」

いつもの風景。

十「あっはは！おいしいよ一松兄さん！」

一「んがっ…ふご、んぅぶ」

『十四松サーン。いちまっちゃんに梨詰め込むのやめな～』

十「あーい！」

『へへっ、俺も食ーべよ…』

ト「ちょっ、おそ松兄さん手洗ってないよね？！汚！！素手で行く？！」

『あー？別に良いだろ、洗っても完全に落ちないし』

ト「あーー！昭和！！時代は今令和です～」

『うひょー！うめぇー！』

ト「聞けクソ長男！！！！」

はぁ。いつまでもこーやって馬鹿やってたいなぁ。

あーーークソ、働きたくねぇ。

ｶﾞﾗｯ

「おい！梨じゃないか！なんで呼んでくれなかった…」

青い奴が2階から降りてきた。目が合う。

明らかに慌てているようだ。

カ「あっ、兄貴いたのか！悪い…俺が出るか『ごちそーさん』」

はーあ。せっかくの梨だったのになぁ。

チッ、しょうがねぇや。

チビ太んとこでも行ってくるか。