十三番隊の副隊長は愛されポジションですパート2 (ページ23)

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67 取り乱す狐ページ23

〜虚圏〜

愛染「初の任務にしては上出来だよ」

香恵「そんな事はありません、両方連れて来れなかった
私の不覚でございます」

愛染「くくっ、そんなに落ち込まなくてもいい
とにかくご苦労だったな、下がれ」

香恵「はい･････」

香恵にとっては虚圏に来て初めての愛染様から任務
必ず遂行しなければ！と意気込んでいたものの

連れてきたのが何故かAだけ
「おかしいな、九尾も一緒に連れてきたはずなのに」と
頭な中がハテナだらけになりながらも冷静でいつも
通りの姿を見せる坂粉香恵だった

〜現世浦原商店〜

九尾編

見慣れたような見慣れないようなそんな天井
完全に目が覚め立ち上がりこの家の主へと会いに行く

『ここは････』

浦原「私の店ですぅ」

夜一「何故お主がここにいる？」

何故？･････そうだ、あの時

『あやつが気を失う前････Aの力によって
斬魄刀から追い出された･･･』

夜一「追い出された!?そんな事が出来るのか？」

『たまにあやつの強い思いでこうなることもある』

浦原「そして、商店の目の前に倒れ込んでいたんすよ」

夜一「そうゆう事だったのか･･･」

浦原「それで、Aさんの様子は？」

Aの様子･････何も起きておらんようじゃな

『････正常じゃ、今のところまだ何もされていない
ようじゃな。ちび2人は？』

周りを見渡してもいるのは浦原と夜一のみ

浦原「泣き疲れて寝ていますお2人は自分たちのせいだと
酷く落ち込んでいました」

『そうか････あの2人が起きたら知らせろ
我とAの分まとめてお礼を言いたいからな』

浦原「分かりましたぁ」

『現世に居る死神の霊圧が減ったような気が
するのじゃが気のせいか？』

夜一「一護以外死神達は総隊長の名により
尸魂界へと帰っていきおった」

『何じゃと!?』

死神達が帰って行った!?見捨てたというのか！

浦原「落ち着いてください、まだそうと決まった
わけじゃありません」

『早くAを取り戻さないと何をされるか分からん！
特に危険なのはAを使って脅しや誘き寄せようと！』

夜一「落ち着け！！」

『!?』

夜一「今すぐには無理じゃ、だが必ず助ける
それだけは保証しよう」

『････すまない』

取り乱した、我は力を使い果たしたのか何も言えず
そのまま目を閉じた