連絡先2 ページ7
江口「えー！代永さんずるい！」
木村「いつの間に…」
代永「ここに来てすぐくらいかな？持ってないと不便だし、交換しよって。ね？」
A「はい。お夕飯の相談とか、いろいろ…」
梶「僕と下野さんも持ってますよ〜」
ヒラヒラとソファに座っていた二人が手を振った
日野「俺らも持ってるよ。ね？慎ちゃん」
立花「うん」
福山「お前ら…抜け駆けだぞ！」
立花「知らないよ」
騒ぐ福山さんを無視し優雅に珈琲を飲む立花さん
木村「Aちゃんいっぱいメールするね！Aちゃんも暇なとき送って？」
A「あ、はい…」
宮野「俺も！俺もする！」
木村「宮野はダメ」
宮野「なんで！」
目の前で言い争う二人に戸惑っていると、視線の先に立花さんが映り手招きしていた
A「どうかされましたか？」
立花「この前、何か隠してたでしょ」
A「え…」
立花「杉田さん達が来た日、神谷さんと話したあと後ろで何か握ってたでしょ？」
じっと目を見て話す立花さんに思わず生唾を飲み込んだ
立花「この事はまだ俺しか気付いてないけど、もし… A「立花さん」
A「場所を変えましょう」
私の言葉に静かに頷いた立花さんを連れて、皆が集まるリビングを出た
A「どうぞ」
立花「ありがとう」
2階に上がり、私の部屋に入ると引き出しからあるものを取り出しテーブルに置いた
立花「これは？」
A「この間、ポストに入ってたんです。差出人は書いてませんけど、カズ兄からでした」
立花「見てもいい？」
A「はい」
封筒から紙を出し、静かに読む立花さんをただ黙って見ていた
立花「…手紙はこれだけ？」
A「はい」
立花「何ですぐに言ってくれなかったの」
A「…手紙が来ただけで、特に何もされてませんし。これ以上皆さんにご迷惑かけるわけには…」
立花「前も言ったと思うけど、誰も迷惑なんて思ってないから。それとも、僕たちそんなに信用ない？」
A「そんなこと…ッ でももし、私じゃなくて立花さん達に何かあったら…」
そういった瞬間、あの時の両親の姿がフラッシュバックする
A「ッ…ｹﾞﾎｯ、ｺﾞﾎｯ」
立花「Aッ」
呼吸が荒くなっていく私の背中をさす
立花「落ち着いて、ゆっくり息吸って？」
A「ｹﾎｯ…ｯﾊｧ…すみません…」
立花「いや、俺の方こそごめん…でも…」
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つぼみ(プロフ) - コメント失礼します。作者さんのペースで良いので、更新頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2020年4月8日 20時) (
レス) id: 13514cdf2c (このIDを非表示/違反報告)
mai - おぉ！！更新楽しみにしてました！お体に気を付けながら、更新頑張ってください！ (2020年3月15日 0時) (レス) id: 3ce76a6a7e (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2019年9月23日 15時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
ともとも(プロフ) - もーめっちゃ面白すぎます！更新頑張って下さい！ (2019年2月28日 11時) (レス) id: ba79015f92 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - もー読んでて、ドキドキします！（＾ω＾）私、こういう話大好きなので面白いです！更新頑張ってください！ (2019年1月4日 22時) (レス) id: cfd7f1c76f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まー | 作成日時：2018年12月15日 9時
