幽香（機嫌悪）とピサロ（若干怯え気味） ページ7
幽香「で？あなたはどうやって償うつもりかしら？」
ベレス「…残った花達の世話を手伝います。やれることがあれば、なんでもやりますので、どうか…」
幽香「ふーん…」
ベレスの頭を踏みながら思考を巡らせる幽香。ふと、向日葵達が向きを変えたのに気づいた。
幽香「…今度は誰よ。リグル、行ってきて」
リグル「は、はい！」
蛍移動中…
侵入者は、リグルにとって予想外の人物だった。
リグル「あれ？ピサロさん」
ピサロ「む、リグルか?何をしているのだ」
リグル「この向日葵畑の世話を手伝ってるんだ。でも、今幽香さん機嫌がかなり悪いんだ」
ピサロ「幽香、というのか…此方が礼を損ねなければ、余程のことにはならんだろう」
リグル「あ、ちょ…」
リグルの忠告を華麗にスルーし、フラワーマスターのところに赴いたピサロが見たのは
ベレス「あいだだだ！ちょ、頭が潰れ…」
幽香「潰れるほど中身が詰まってるのかしら？この頭は。ちょっと見てみようかしら？」
今にも頭を潰されそうになっている自分の腹心であった。
ピサロ「…」
リグル(うわぁ…幽香さん絶好調だ)
幽香「あら、誰かしら？私は最高に機嫌が悪いのよ。そこらに転がってる屍が私の可愛い花達を痛めつけてくれたせいでね」
ピサロ「屍…こいつらは…アイツの部下だった奴らか?」
ベレス「は、はい。こいつらがロザリーヒルに向かうのを見つけ、それを追いかけて来た次第です」
幽香「そのせいで私の花達がこんな目にあったのね？じゃあ、上司に責任とってもらおうかしら」
ピサロは今までに二回だけ、このプレッシャーを浴びた事がある。
一回目は、地獄の帝王エスターク。進化の秘法を作り出した強大な魔王。
二回目は、魔界神神綺。神の名に恥じぬ強大な力とカリスマを持った神。
だが、目の前の妖怪のプレッシャーは先の二人とは決定的に違う部分がある。
それは、向けられるだけで死を覚悟させられる程の敵意。相手を完全に叩き潰そうという意識。
ピサロはそれを、王であるというプライドでなんとか持ちこたえ、
ピサロ「部下の非礼、深くお詫びしよう。ただ、命を絶つのはやめてくれ。待っている者がいるのだ」
幽香「…なら、気が済むまでこの悪魔を使っていいわね？」
ピサロ＆ベレス「どうぞご自由に」
かくして、ベレスは一時的に幽香の下僕になった。
リグル「そういえば何でここに?」
ピサロ「道に迷った」
続く
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小6ちゅうに病患者 - いま思った天子とか雛あんな事すればいいのにとくに天子(ドm) (2013年2月16日 7時) (
レス) id: 1f4e229d05 (このIDを非表示/違反報告)
空幻 - その更に上を行くのが幽香さんだw ただし若干ツンデレという可愛い面も。まあ基本はドＳだなw (2013年2月12日 7時) (携帯から) (レス) id: e6c8caa797 (このIDを非表示/違反報告)
小6ちゅうに病患者 - ・・・・・・・・(ゆうか怖ぇーーーーー)なにあれフランがオモチャ(魔物)で遊ぶぐらいじゃねーか！ (2013年2月12日 0時) (レス) id: 1f4e229d05 (このIDを非表示/違反報告)
小6ちゅうに病患者 - ケフカクォリティってw (2013年2月4日 7時) (レス) id: 1f4e229d05 (このIDを非表示/違反報告)
空幻 - それがケフカクオリティだ。 (2013年2月3日 23時) (携帯から) (レス) id: e6c8caa797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空幻 | 作成日時：2012年12月26日 22時
