黄金の腕輪 ページ2
〜命蓮寺〜
ピサロ「白蓮、ちょっと魔界に案内してくれないか」
聖「それはいいんですが…どうしてまた魔界に？」
ちょっと案内程度で済まない予感がする白蓮。
ピサロ「ちょっと物の処分を頼みたくてな」
懐から黄金の腕輪を取り出すピサロ。
聖「それは？」
ピサロ「黄金の腕輪だ。魔力を増大させる呪いの品。私の世界にあったものだ」
聖「なるほど…でもどこでそれを?」
ピサロ「魔理沙が拾ってな」
少し前…
〜香霖堂〜
ピサロ「失礼する」
香霖「おや、いらっしゃい。はじめてだよね？」
ピサロ「ああ。ピサロという。よろしく頼む」
香霖「森近霖之助だ。よろしく」
とりあえず品を物色する魔王。
ピサロ「む、この懐中時計はなかなかの…」
魔理沙「おい香霖、これ鑑定してくれ」
突然入ってきたのはご存知霧雨魔理沙。
香霖「いつも言ってるがね、君は…」
魔理沙「いいからいいから、ん？そっちの奴は客…なわけないか」
ピサロ「残念ながら客だ。ピサロという」
魔理沙「霧雨魔理沙。普通の魔法使いだぜ。よろしくな」
ピサロの知っている魔法使いは年寄りや占い師や踊り子などなので、ピサロは「普通の魔法使い」がこういう感じかと思っていた。
ピサロ「少し茶をくれ」
香霖「遠慮ないね。まあいいさ…」
魔王一服中…
魔理沙「で、こんなのが空から降ってきたんだよ」
香霖「ふむ…」
ピサロ「ほう、これは良い曲…いざ、倒れ逝くその時まで、というのか」
ピサロはCDの曲を聞いている。買おうかどうか迷っているようだ。
香霖「名前は黄金の腕輪…まんまだな。効果は魔力増幅…」
常に冷静な魔族の王が盛大に茶を噴き出した。
魔理沙「ど、どうした？」
ピサロ「げほっ、げほっ…黄金の腕輪だと！?ちょっ、ちょっと見せてくれ！」
香霖「あ、ああ」
大慌てである。
まごうことなき黄金の腕輪。かつてピサロが禁術の完成に使った物である。
ピサロ「これは危険すぎる。私が預かろう」
香霖「その方がいいね、危険すぎる」
魔理沙「おいおい、それは私の物だぜ」
納得しないようなので実際に力を見せることに。
ピサロ「では、そこの岩をよく見ていろ」
腕輪をはめ、最下級魔法を使う。
ピサロ「メラ」
巨大な火球が岩を包み込み、後には何も残らなかった。
魔理沙「…」
香霖「今のは？」
ピサロ「今のはメラゾーマではない…メラだ」
某大魔王のセリフである。
納得したようだ。
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小6ちゅうに病患者 - いま思った天子とか雛あんな事すればいいのにとくに天子(ドm) (2013年2月16日 7時) (
レス) id: 1f4e229d05 (このIDを非表示/違反報告)
空幻 - その更に上を行くのが幽香さんだw ただし若干ツンデレという可愛い面も。まあ基本はドＳだなw (2013年2月12日 7時) (携帯から) (レス) id: e6c8caa797 (このIDを非表示/違反報告)
小6ちゅうに病患者 - ・・・・・・・・(ゆうか怖ぇーーーーー)なにあれフランがオモチャ(魔物)で遊ぶぐらいじゃねーか！ (2013年2月12日 0時) (レス) id: 1f4e229d05 (このIDを非表示/違反報告)
小6ちゅうに病患者 - ケフカクォリティってw (2013年2月4日 7時) (レス) id: 1f4e229d05 (このIDを非表示/違反報告)
空幻 - それがケフカクオリティだ。 (2013年2月3日 23時) (携帯から) (レス) id: e6c8caa797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空幻 | 作成日時：2012年12月26日 22時
