８話 ページ11
〜 A side 〜
爆豪「あぁ"？見りゃわかんだろーが。」
A「アンタッ…自分が何してんのか分かってんの！？」
爆豪「現実見れてないナードくんに現実とやらを教えてんだよ」
そんなことをする為だけに？
私は知ってる
アンタが今ボロボロにして手に持ってるノートがイズクにとってどれだけ大事なものなのか
私は知ってるの
そのノートはイズクが今まで努力してきた証のものだってことを
A「アンタねぇ……ふざけんのもいい加減にっ」
続きを言わせる気は無いらしく
流石にかまってられなくなったのか
爆発混じりの平手打ちが私の頬に飛んできた
突然のことにかわすことも出来なくて
バンッ！
A「うぁっ…！！」
頬を叩かれた衝撃で手首から手を離して床に尻もちをついてしまった
緑谷「Aちゃん！かっちゃん！女の子に…！」
爆豪「女だろうが男だろうが関係ねぇよ！」
会話に入ろうにも叩かれた頬が痛くて
話についていけなかった
頬、切れてないかな 大丈夫かな
ハッとした時にはもう遅くて
カツキは窓からノートを投げ捨てていた
A「ちょっ…！」
爆豪「一線級のトップヒーローは大抵 学生時から逸話を残してる
俺はこの平凡な市立中学から初めて！唯一の！
「雄英進学者」っつー "箔" を付けてーのさ
まー完璧主義なわけよ」
アンタの都合なんか知るか
くだらない
『『みみっちい』』
誰かと被った気がする 気のせいかな
カツキはイズクに近づいて肩に手を置くと
爆豪「つーわけでさ
雄英受けるなナードくん」
肩から煙が出てる
脅しのつもり？
イズクはなにも言えなくて
そんなイズクになにも言えない私が情けなくて悔しい
「いやいや…さすがに何か言い返せよ」
「言ってやんなよ
かわいそうに中三になってもまだ彼は現実が見えてないのです」
そんなこと言わないでよ
私だって 私だって 本当は
爆豪「なぁ、お前
本当はヒーローになりてぇんだろ」
は？
驚いてカツキを見ればそこには相変わらずの不機嫌そうな顔で
爆豪「お前もヒーロー本当は目指してぇんだろ」
カツキ
なんで知ってる？
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z4uPE2BDxhQJ9tp(プロフ) - 続きを…続きを下さい…面白いですぅ… (2021年10月17日 12時) (
レス) id: cc5adb34e7 (このIDを非表示/違反報告)
はく - うぉぉ！かっちゃんがなんか記憶忘れてるとこ、お母さんの個性が引き継がれてるのかな… 続き楽しみにしています！！ (2021年7月26日 8時) (レス) id: 4c75ab50b5 (このIDを非表示/違反報告)
Wings of light - もう更新はしないんですか……？この作品がとても好きなので、続き待ってます。 (2019年6月4日 19時) (レス) id: 58e620e930 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 名無しさん» 漢字だと、制限が確かかかったような気がします。 (2019年4月20日 9時) (レス) id: 978d97ccb1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 何故、自殺の文字が平仮名になっているのでしょうか？ 何か意図的なものがあるなら申し訳ありません。 (2019年3月28日 22時) (レス) id: a010fddd46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マチル | 作成日時：2017年7月11日 23時
