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72 ページ23

「廉……」


なんで今、キスしたの？


とは聞かなかった。


廉が泣きそうな顔してたから。


「なぁ、A…。嫌やったら思いっきり突き飛ばして？」


そういうと、今度はすごく優しいキスをした。


嫌な訳ないよ。


ずっと廉のこと好きだったから。


どのくらいキスしてたのだろうか。


名残惜しそうに唇を離すと、抱きしめられた。


「なぁ…A、1回しか言わんからよく聞いて？俺、Aのことずっと好きやった」


いつもの高い声じゃなくて、少し掠れたような甘い声で廉に告白された。

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設定タグ：永瀬廉 , 平野紫耀 , King&Prince
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作者名：チロル | 作成日時：2020年6月12日 12時

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