――24―― ページ25
友達と居たその場を上手くやり過ごした隼人だったが、
隼人が私のことを彼女だと友達に言ったのに対して否定するような事を私が言った為か、隼人は心なしか機嫌が悪いように見えた。
もちろん彼はイライラを相手にわかりやすく表現するタイプの子ではないし、私に対して何か当たるような事を言ってきたわけではなかったが、それでも彼の表情が取りつくろっているものだという事が私には感じ取れた。
その後、それぞれ自分の部屋に帰ったが、私は隼人の機嫌を損ねたことよりも、隼人のあの言葉で頭がいっぱいだった。
隼人『俺の彼女』
隼人『いいだろ！ちょっとぐらい自慢したって！』
A「…////」
人の前で私に好意的な言葉を言ってきたのもかなり意外だったが、それよりも私に大きな声で反論した方がびっくりした。
隼人『いいだろ！ちょっとぐらい自慢したって！』
あんなに『上辺だけの関係』を大事にして、他人とは一線置いて、いつも取りつくろっている隼人が、私に本音をぶつけてきた…。
成長、とも言えるのだろうか。
とにかく隼人の、私に対する接し方が少しずつではあるが素のものへと変化しているのを感じ取れた。
その日は夜７時から隼人が来る約束になっていた。
が、７時半を回っても隼人は来なかった。
A(あの後だから顔合わせずらいのかな？)
私は作っておいたカレーを小さめの鍋に半分移し、それを持って瞬木家に足を運ぼうと外に出た。
すると瞬木３兄弟は外に居た。
瞬「兄ちゃんお帰りー！」
ちょうど隼人がどこからか帰ってきた所らしい。
隼人「遅くなってごめん…ちょっとその辺走ってきてたんだ。」
雄太「兄ちゃん今日A姉ちゃんと約束してたんじゃないの？」
隼人は一瞬曇った表情を見せた。
どうやら私が居ることには気付いていないらしい。
隼人「いいか雄太、瞬、…大人には、約束を破らなきゃいけない時もあるんだ。」
A「いや少なくとも今じゃないでしょ！」
隼人「うわっ！びっくりした！」
私は軽く溜息をつきながら玄関から外へ出た。
ラッキーアイテム
隼人のタオル
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野生のスタッフ(プロフ) - 莉沙さん» 通知来てなくて返事に気付かず遅れてしまい申し訳ありません！ ありがとうございます！ パート６以降の続きも張り切って作っているのでアップはいつになるかわかりませんが楽しんでいただけると嬉しいです！ コメントありがとうございました！ (2016年4月23日 17時) (
レス) id: 3068e57cd7 (このIDを非表示/違反報告)
莉沙 - これ見たぜ！めっちゃいい作品だぜ！ (2015年1月12日 4時) (レス) id: e39965f478 (このIDを非表示/違反報告)
野生のスタッフ(プロフ) - ばっしゅさん» ありがとうございます。応援励みになりますm(_ _)m 続きのパート５以降はまだいつになるかわかりませんが一昨日も昨日も今日も作品にとりかかっていました。できるだけ早く納得できるものに仕上げ、アップしていこうと考えております。ありがとうございます。 (2014年8月25日 21時) (レス) id: 5818d612b4 (このIDを非表示/違反報告)
ばっしゅ(プロフ) - 野生のスタッフさん» ですよね；；；お節介ですいません・・・(´A｀)作品、とっても面白いです！更新待ってます(´▽｀*) (2014年8月25日 20時) (レス) id: 211a3ef49a (このIDを非表示/違反報告)
野生のスタッフ(プロフ) - ばっしゅさん» 公式ではそうですよね。存じております。 これ投稿したのはゲーム発売前だったので瞬木くん達の学年が公になる何ヶ月も前だったんですよね。なので公式は公式、こっちはこっちとして扱ってくださると有り難いです (2014年8月22日 18時) (携帯から) (レス) id: 182ff83e6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野生のスタッフ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/dengonaban/
作成日時：2013年8月6日 21時
