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「空き地って…………いや、家あるじゃん」
どうせ暇だったので来てみました、はい。
鳥山さんは頑として行かないと態度で宣言していたので、私1人で来ることになったが、至って普通の一軒家だ。
ちょっと年季が入っているというのは言わないのがお約束である。
「へー…………」
この家は“竹内”と言う人間が家主らしい、空き地にポツン、と建てられたのは置いておいて、至って普通なその一軒家に、チャイムを鳴らしてみた。
「はーい」
「えっ、」
嘘だろ、人居るの?
ドアを開けられると、其処には白髪でシワシワ、それこそ年相応と言ったお婆ちゃんが現れる。
「あら、可愛いお嬢ちゃん、こんな所で如何したの?」
そう聞かれてたじろぐ、私は咄嗟に目を伏せた。
「…………あ、いえ、私は、」
「もしかして、こーちゃんのお友達?」
「………………」
そう言われて私は固まる、いやいやこーちゃんって誰よ。
「さ、入って入って」
「え、いやでも」
「いいのいいの、しかし嬉しいわぁ、……こーちゃんのお友達にこんなに可愛い子が居たなんて」
「いえ、私なんか全然、ていうかこーちゃんって、」
「こーちゃんは、この近くに住んでるの。
此処は私1人だから…………」
そう言われてぐっと息が詰まった、私は家に招かれる、そのまま私は抵抗虚しく彼女の家に入っていった。
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水城紗綾 - 久坂朧@三色団子と朧は神さん» うぁぁ。ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月10日 18時) (レス) id: fd3bd08589 (このIDを非表示/違反報告)
久坂朧@三色団子と朧は神(プロフ) - 水城紗綾さん» いえ、何か見た覚えのあるニックネームの方の名前だなー、と思って、探したら直前まで読んでた作品の筆者様だったのでつい……(笑)こちらこそ読んで頂いて嬉しいです、ありがとうございます!楽しみに更新待ってますのでそちらも頑張って下さいね! (2019年8月10日 0時) (レス) id: c1dc633bc5 (このIDを非表示/違反報告)
水城紗綾 - え!知ってるんですか!?え(困惑)………ッッ!!ありがとうございます!ログインもしていない私の作品を!知ってくださっているとは! (2019年8月9日 22時) (レス) id: fd3bd08589 (このIDを非表示/違反報告)
久坂朧@三色団子と朧は神(プロフ) - 水城紗綾さん» 閲覧及びコメントありがとうございます!そう言って貰えるととても嬉しいです!もしかしてkzの方で夢小説書かれてますか?そちらの方も楽しみに待ってます、更新待ってます!!改めて、ありがとうございました! (2019年8月8日 19時) (レス) id: 9224d831df (このIDを非表示/違反報告)
水城紗綾 - 右のお星様を押したいのに2回目だから押せないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーー!!! (2019年8月8日 19時) (レス) id: fd3bd08589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:久坂朧@三色団子と朧は神 | 作成日時:2019年8月3日 17時