161 遭逢 ページ18
真逆Sugarが胡蝶に勝つなんて、と言う彼女は予想以上の成果を挙げた私に嬉嬉としてくっついている。
「頭だけは知り合いの顧客に渡させて下さいね、じゃないとアンフェアなので」
「構わないわ、私達が欲しかったのはアジトに隠してある、密輸された大量の武器だもの。
その知り合いの顧客にもごめんなさいって言っておいて頂戴」
「あはは、喧嘩売ってる様にしか聞こえませんって」
「あら、そんな心算は無いのだけど」
そう言う彼女は、私の言う知り合いの顧客の正体が誰か分かっている様だった。
此処で1つ注釈しておくと、黒の組織が狙っている物は、ラストの大量の密輸された武器。
それに対し、長官達警察が狙っている物は、頭である彼の体に埋め込まれてあるチップ、麻薬に関する物らしい。
詰まり、どちらも大損はしていないのである、この計画で最終的に1番得をする私はこれを狙っていたので、結果オーライという訳である。
「さ、家まで送るわ、乗って」
「あはは」
「此処で何やってるんだ……！」
上機嫌で車に乗り込もうとすると、声が間近で聞こえた……！？
「誰……！？」
全く気付かなかった、気配だって感じ取れらなかったというのに。
「何だ、此処は立ち入り禁止なんだぞ！
本当は入ったらお咎めなのに、お前みたいなちっこい奴がこんな所いたら！！？」
「何言ってるんです、此処は駐車場……！？」
目の前の男の容姿に目を見開く、私は頭を鈍器で殴られた感覚に陥った。
それもその筈、彼は、
「貴方…………金目…………！？」
「…………お前、やっぱりそれコンタクト、か！」
彼は、金目をしていたからだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 271人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水城紗綾 - 久坂朧@三色団子と朧は神さん» うぁぁ。ありがとうございます！頑張ります！ (2019年8月10日 18時) (
レス) id: fd3bd08589 (このIDを非表示/違反報告)
久坂朧@三色団子と朧は神(プロフ) - 水城紗綾さん» いえ、何か見た覚えのあるニックネームの方の名前だなー、と思って、探したら直前まで読んでた作品の筆者様だったのでつい……(笑)こちらこそ読んで頂いて嬉しいです、ありがとうございます！楽しみに更新待ってますのでそちらも頑張って下さいね！ (2019年8月10日 0時) (レス) id: c1dc633bc5 (このIDを非表示/違反報告)
水城紗綾 - え！知ってるんですか！？え（困惑）………ッッ！！ありがとうございます！ログインもしていない私の作品を！知ってくださっているとは！ (2019年8月9日 22時) (レス) id: fd3bd08589 (このIDを非表示/違反報告)
久坂朧@三色団子と朧は神(プロフ) - 水城紗綾さん» 閲覧及びコメントありがとうございます！そう言って貰えるととても嬉しいです！もしかしてkzの方で夢小説書かれてますか？そちらの方も楽しみに待ってます、更新待ってます！！改めて、ありがとうございました！ (2019年8月8日 19時) (レス) id: 9224d831df (このIDを非表示/違反報告)
水城紗綾 - 右のお星様を押したいのに2回目だから押せないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーー！！！ (2019年8月8日 19時) (レス) id: fd3bd08589 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：久坂朧@三色団子と朧は神 | 作成日時：2019年8月3日 17時
