162 寿命 ページ19
「Sugarから手を離しなさい」
そう言って彼女は銃を構えた、異変に気付いた諸伏氏も銃を構える。
「ベルさん、スコッチ、大丈夫……」
「お前、転生者だな」
「やっぱり、じゃあ、貴方も」
「ベルさん、スコッチ…………お前その呼び方は“名探偵コナン”の世界に飛ばされたんだな。
いいか、よく聞け、俺はもう直ぐ死ぬ」
「何で、」
「いいか、俺は見た。
転生者が死んだ時、次元が違っても死ぬまでに別の転生者を認識さえすれば“目だけ”が其処に残る。
俺は“もう1つの日本”に飛ばされた、俺は補正で生き物の寿命が見える、でも何故か急に俺の寿命が一気に減りだしたんだ!」
「減りだした……!?」
「お前も減りが早い、いいか、この世界での寿命」
と言った瞬間、銃声が聞こえた。
目の前の彼は私へと倒れかかってきた、私は心臓を撃たれて即死の彼の向こう側を見る、が其処には何も居なかった。
「ロブロイ急いで、行くわよ!!」
「ま、待って、」
目の前に転がり落ちた2つの金目を呆然としながらも拾い上げる、死体は何処かへ消えてしまったが、衣服は残っていたので、急いで全部拾い上げた。
銃声が聞こえた方には本当に何も無かった、私は戸惑いながらもベルさんに引っ張られ、車に入れられたまま、その場から直ぐに立ち去った。
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水城紗綾 - 久坂朧@三色団子と朧は神さん» うぁぁ。ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月10日 18時) (レス) id: fd3bd08589 (このIDを非表示/違反報告)
久坂朧@三色団子と朧は神(プロフ) - 水城紗綾さん» いえ、何か見た覚えのあるニックネームの方の名前だなー、と思って、探したら直前まで読んでた作品の筆者様だったのでつい……(笑)こちらこそ読んで頂いて嬉しいです、ありがとうございます!楽しみに更新待ってますのでそちらも頑張って下さいね! (2019年8月10日 0時) (レス) id: c1dc633bc5 (このIDを非表示/違反報告)
水城紗綾 - え!知ってるんですか!?え(困惑)………ッッ!!ありがとうございます!ログインもしていない私の作品を!知ってくださっているとは! (2019年8月9日 22時) (レス) id: fd3bd08589 (このIDを非表示/違反報告)
久坂朧@三色団子と朧は神(プロフ) - 水城紗綾さん» 閲覧及びコメントありがとうございます!そう言って貰えるととても嬉しいです!もしかしてkzの方で夢小説書かれてますか?そちらの方も楽しみに待ってます、更新待ってます!!改めて、ありがとうございました! (2019年8月8日 19時) (レス) id: 9224d831df (このIDを非表示/違反報告)
水城紗綾 - 右のお星様を押したいのに2回目だから押せないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーー!!! (2019年8月8日 19時) (レス) id: fd3bd08589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:久坂朧@三色団子と朧は神 | 作成日時:2019年8月3日 17時