137 一課 ページ43
「鳥山さんただいまー」
「(ムスッ)」
彼のむすくれ度に危機を感じる、もう少し早く帰って来れればと後悔するのも束の間、彼からこんな言葉から出る。
「お、確かあの時爆弾持って行ってくれた」
「あ、紹介します、鳥山さんです」
「フスッ」
「え、機嫌悪い」
「貴方が私を早く帰してくれないから」
私がそう言うとより一層彼は機嫌を悪くした、萩原氏にガンを飛ばす。
「巴ちゃんが深夜に出歩いてるのが悪いんだろー？」
しかもお家結構路地裏の方だったじゃん、と彼は続ける。
「警察官に嘘吐いちゃダメだよ」
「貴方交通課じゃなくて機動隊でしょ」
前世は私も男だったら機動隊格好良いからなりたかったな、と思っていたことを思い出した。
……くそ、格好良い。
そんなことを思っていると、彼から思いがけない言葉が投げ掛けられる。
「うーん、今は捜査一課」
私は置こうとした荷物を持ったまま動作を停止する。
「………………は？」
「ん、如何したの？」
「今、何て言いました？」
「捜査一課って言ったけど」
「機動隊の爆弾処理班じゃあなくて？」
「よく知ってるね、そうだよ」
「もしかして、例の警察学校の同期も一緒に……」
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久坂朧@三色団子と朧は神(プロフ) - 氷狐さん» 閲覧及びコメントありがとうございます！そうですよ！本来主人公は軽くオタってる設定なので、是非SCPも知って頂けたらなと思い出させて頂きました！気づいて頂けて嬉しいです、本当にありがとうございました！ (2019年8月4日 9時) (
レス) id: 9224d831df (このIDを非表示/違反報告)
久坂朧@三色団子と朧は神(プロフ) - さちさん» 閲覧及びコメントありがとうございます！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2019年8月4日 9時) (レス) id: 9224d831df (このIDを非表示/違反報告)
氷狐 - 途切れてしまいすみません！「先の無い扉」ですか？とても感動しました！ (2019年8月4日 3時) (レス) id: 43c698ce3f (このIDを非表示/違反報告)
氷狐 - すみません！100 希望 のときの『幸運を。死に行く者より、敬礼を』ってSCPのSCPー1983 (2019年8月4日 2時) (レス) id: 43c698ce3f (このIDを非表示/違反報告)
さち - すごくおもしろいです。続きが早く読みたいです。よろしくお願いします。 (2019年8月4日 1時) (レス) id: 8b5b932439 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：久坂朧@三色団子と朧は神 | 作成日時：2019年7月28日 22時
