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猛烈がすぎる ページ6







しばらくパンを食べる可愛い伊之助を眺めていると、前からガタン、と椅子が動く音がした。



善逸「Aちゃぁぁぁぁん!!やっと風紀委員の仕事終わったよぉぉぉ!!もうほんッッと疲れた!!死ぬかと思った!!」



『うわぁ、お疲れ様善逸君…うわ、大丈夫?』




そうです、先程私達に向かって奇声を発した彼、同じクラス…というか私の前の席なんです。

うわぁとか言っちゃった。2回。ごめんなさい。あまりにも彼の頭のたんこぶがデカかったんで。そういう帽子みたいだな。





善逸「聞いてよぉ!!あの後冨岡先生が来てさぁ!?また俺髪のことで殴られたんだよ!!何回俺殴られるの!??自毛なんだけど!!」





あの、痛いです。




その私の手を両手で握って頭をぐりぐりするの辞めてもらっていいですか?あ、骨が軋む音がしてる気すらする。


エッッというか冨岡先生来たんだ!!!

助かったー!!あとちょっと行くの遅かったらシバかれてたーー!!絶対私(の家の子)の方が違反してるから善逸君不憫すぎるけども!!!!



『善逸君、たまたま見逃してくれてありがとう。』



善逸「えっ、」



心からの感謝を込めそう言うと、善逸君はみるみる赤くなっていく。なんだコイツ…うわっ、手アッツ!!え、アッツ!!??何!!?



善逸「Aちゃん!!俺絶対幸せにするから!!!」



『エッッ何の話!!?あ"ッ痛い痛い腕もげる!!!』



伊之助「やめろ!!」



善逸「う"ぎぁッ」



ドタバタしていると、伊之助が善逸君の背中に思いっきり突進&頭突きをお見舞いし、善逸君は力なく床に倒れた。



『うわぁありがとう伊之助!!さすがすぎる!!』



伊之助「ふん!!これぐらいなんとかしやがれ!お前は軟弱だ!!」


弱ぇ!と吐き捨て伊之助は席に座った。優しいなぁ……やめろ!だって……うれし……



……お?これ善逸君死んでない??大丈夫??



なんだか可哀想なので、メモ帳を折り紙代わりに蓮の花を折って背中に置いてあげた。成仏して下さい。





















善逸「えっ!!この花Aちゃんが折ってくれたの!!?キ"ャ"ァ"ア"ア"ア"ア"嬉しいィ!!!家宝にする!!末代まで継承するぅぅ!!」



腹も、心も、幸!!→←開祖、しようか。



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猫宮 - 伊之助は今日も天使です。(母の目) (2019年11月13日 17時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うににさ | 作成日時:2019年10月20日 23時

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