今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:1,492 hit
小｜中｜大
１ 太陽に照らされた ページ3
もう夕方。
じいやは買い物に行って、お屋敷には私だけ
窓はオレンジ色の太陽でオレンジ色に染まり
ほんのり暖かい…
私はガーデンを見た。
今朝じいやが言っていた二つの花は
互いにそれぞれ違う方向を向いていた。
まるで仲が悪いみたいに
そして寂しそうに…
A「…」
エーフィ「フィ？」
A「…ボーッとしてたみたい」
私はエーフィの頭を撫でた。
君は特別な存在なんだ。
お兄様との思い出が唯一形になったんだもの。
空にはいつの間にか雲がかかってた。
どんよりして、皮肉。
オレンジ色を隠して、むしばんでいく。
A「明後日は雨になりそうね…」
やはり私は無表情だった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カプチーノ | 作成日時：2018年5月6日 0時
