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なんで ページ3
rbr side
ただ、急いでいた。
悪周期の悪魔による無差別な襲撃事件。
道行く人に手当たり次第に魔術をかけ、被害者は多数。
その中の1人が、あなただった。
勝手に魔術を上乗せされて解析が遅れるのを防ぐため、治療から暫くは会えなかった。
しかし、その期間外となった今、あなたからの連絡はない。
電話をかけると、2、3コール目でプツッと拒否された。
何かがおかしい。
嫌な予感がして、あなたの家にむかった。
ピンポーン、とインターホンを鳴らすと、中からいつものあなたの声で『はぁい』と聞こえた。
その声から伝わる無事に安堵しつつ、ドアを開けたあなたに話し掛けた。
rbr「久しぶり。あなた。無事で良かったわ。」
しかし目の前のあなたは、目を丸くして言った。
『えっと…どちら様、ですか?』
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作者名:作者レベル1 | 作成日時:2024年1月19日 22時