たった一言 ページ11
玲於「だからそこちげえって、さっきも言ったじゃん」
貴「そんな怒らなくてもいいじゃん....」
玲於「怒ってんじゃなくて呆れてんだけど」
貴「それもそれでヤダ!」
この前言った通りほんとに宿題教えてくれてるんだけど玲於くんスパルタすぎて今すぐ帰りたい、泣きうです。
貴「はい先生」
玲於「なんですかAさん」
貴「きゅうけ...」
玲於「却下、手動かせ」
私の言葉ガン無視して机に肘ついこんなんも出来ないの?って言いたげな目で見るんだよ、もっと楽しいの想像してたのに!!
しかも今私がいるのは玲於くんの家、あの日泊めてもらった時以来初めて来た 、あの時は好きになっちゃいけなって思って悩んでたなあ
今はもう認めちゃったけど、なんかやっぱり心の軽さ?が違う、今は世界が楽しくて輝いて見えるの
あの日、花火大会に私を誘ってくれた日の帰り玲於くんまた明日って言ってくれた
また明日、その一言だけで凄く嬉しくて泣きそうで幸せな気分になれたんだ、また会えるんだってもう避けなくても良いよねって
玲於「おい、何ぼーっとしてんの」
貴「い、いひゃい...」
そんなことぼーっと考えて手が止まったいる私のほっぺたをムニッと掴む玲於くん
玲於「ブッサイク笑」
少しだけ丸い眉毛上げながら無邪気に笑う姿が凄く好きで、ずっと見てたいなって思う 。
貴「玲於くんだってブサイクになるでしょ!」
私のほっぺた玩具みたいにグニグニしたり伸ばしたり、初めは楽しかったけど段々ムカついちゃって私も玲於くんのほっぺた掴もうと手を伸ばす
玲於「俺にイタズラ仕掛けるとか1000年はえーわ」
貴「わっ、卑怯 。」
伸ばした手を掴んで態とらしく私と頭の上に上げる、力が強くて全然身動き取れない
玲於「だから言ったじゃん俺に勝とうなんて10000(年早い」
貴「増えてるし!!はーなーしーて!」
玲於「うわ、暴れんなって」
何だか悔しくて負けたくなくて掴まれた手をブンブン振り回そうとする、そしたら
貴「いぎゃっ...」
玲於「お前さあ.....」
そのまま二人共バランスを崩してその場に倒れ込む
玲於くんの上に私が密着して覆い被さる状態 。
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なつみ(プロフ) - 続編が見たくなるほど感動しました!いい作品ありがとうございました!! (2018年12月5日 20時) (レス) id: ecc44db2d1 (このIDを非表示/違反報告)
mnyny1(プロフ) - 続編書いてほしいくらい大好きなお話です!!! (2018年12月5日 1時) (レス) id: 33af31bf18 (このIDを非表示/違反報告)
心音(プロフ) - あ〜!このお話すっっっごい!大好きでした!! 最後の結末が感動でした!(T ^ T) つぎの新作も楽しみにしてます! (2018年12月5日 0時) (レス) id: f04cf3a636 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - とっても素敵なお話でした。大好きです! (2018年12月4日 23時) (レス) id: d78e2db400 (このIDを非表示/違反報告)
ますみさん(プロフ) - 皆さんありがとうございます;;一つ一つ大事にコメント読ませて頂いてます!!完結できたのも皆様おかげです。ほんとにありがとうございます。 (2018年12月4日 22時) (レス) id: ae066e6e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ますみさん | 作成日時:2018年10月9日 22時