【碓氷真澄】アンタは俺だけを見てて【黒バス×A3】 (ページ3)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:24,759 hit

▽1 ページ3

.

笠「で、誰だソイツは？」

『碓氷真澄くんです』

笠「いや、誰だよ！？」

どうやら、彼は異世界から来てしまったらしい。

なんて言われてもまだ信じられないけれど。

名前は碓氷真澄くん。

私と同い年で、元々は舞台役者をやっていたらしい。

黄「それ、タイムトリップってやつじゃないスか！？ほら、よく漫画とかにある！」

笠「でも、現実じゃあり得ねぇだろ」

でも、彼が嘘をついているようには見えない。

『どうしたら、戻れるんでしょうか？』

小「漫画とかじゃ、なにかきっかけがあるはずだからな…碓氷くん、何かないか？」

真「俺はアンタがいれば戻れなくてもいい」

『いやいや、君が好きなのは監督さんでしょ？』

真「監督もアンタも好き」

こんなこと言われたことないし、

見た目も黄瀬くん並みの美形だから戸惑いが隠せない。

森「そもそも碓氷くんはこの世界では高校生なのか？」

真「さっき生徒らしき知らない人に話しかけられたから多分そう」

『すごいね』

そういう設定まで作られてるんだ。

真「アンタはバスケ部のマネージャーなの？」

『そうだよ。マネージャーは一人しかいないんだけどね』

真「じゃあ俺もバスケ部入る」

全「えぇ！？」

『えっ、でも真澄くんって経験者？』

真「違うけど、アンタの為なら何にだってなれる。それとも、アンタは嫌なの？」

『嫌ではないけど…』

真「じゃあ、入る」

すごく淡々としてるけど、元の世界に戻りたい！とか、ないのかな？

真「アンタがいればそれでいい」

『えっ、私声にででた？』

真「アンタの考えてることはわかる」

何でこんなに好きでいてくれるんだろう。

会ったばかりなのに。

真「時間なんて関係ない。一目惚れだから」

.