金髪不良少女のマスクを外そうとするやつが居ます 2【宮侑】

66.彼氏がさ〜 ページ28

今日は、おばあちゃんの誕生日だったため、親戚一同が集まっていた。あ、母方のね


父さんは、仕事が忙しくこれなかった。


「あ、あのね、Aちゃん。あのときは本当にごめんね？あ、蒼ちゃんによろしく言っておいてね」


と、憎き伯母もいるわけで。


『あ、いえいえ。大丈夫ですよー』


にこりと笑顔で返事をすると伯母はホッとしたようにそそくさと戻っていった。


『ごめんな侑。連れてきて』


なぜここに侑がいるのかと言うと、母の妹に「え！？彼氏いるの〜？連れてきてよー」と言われたのだ


侑「ええよ。」


「侑くん、Aちゃん！ここに座って座って！あ、芽依(めい)お行儀よく！」

芽依というのは簡単に言うと従姉妹だ。年の離れた。(もう出てきません！オリキャラ…というより、モブです！)


『芽依ちゃん…学校どうなん？』


「普通。」


スマホをいじりながら答えるとは…！


侑「え、ちょ、芽依ちゃん可愛いけど怖いな」

『やろ？かわいかってんけどなー』


もう6年生。反抗期か？思春期か？



『好きな子とかおるん？』


「彼氏。」



侑「『は？』」


「だから彼氏」


『えぇ！』


6年生で…彼氏ぃ？うちなんか恋愛すらしたことないねんけど！


「告白も何回かある。全員タイプじゃないから断ったけど」


侑「芽依ちゃんめっちゃモテてるやん！俺より！」


『できる女や…』


思わずこの子は、うちより大人なんかな？と思ってしまった


「Aちゃんも早く侑くんと結婚しいや。もう5年なんやろ？」


『なっ！』


恋愛のプロフェッショナル芽依さんにたまに恋愛相談をしているのだが、こんなにはっきり言われるとは…


『あ、や、えと…』


「芽依〜？」


「なぁにぃ？」


あ、どっか行っちゃった…


『…』

侑「…」


侑と気まずい空気が流れる


それにしても

『流石芽依ちゃん…話聞いてもらってる限り絶対恋愛プロフェッショナルやん！って思ってたけどこれほどまでとは…』


侑「12歳に恋愛相談する22歳ってどうなん？」




────────驚きより感心───────



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私の友達小学4年生で付き合ってる子がいましたね…

今回の一言の意味もあまりないです。夢主ちゃんの心の中です

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