42 宏太side ページ42
ステージが終わって、店も閉店間際になったころ。
俺は衣装を着替え、店に戻ってきた。
バーカウンターの端っこで、女の人が壁にもたれかかっている。
明らかに飲みすぎの、谷口Aだった。
宏太「…大丈夫ですか?」
あ「うーん…、大丈夫です…」
ふにゃっとした作り笑いで答えるA。
伊野ちゃんに目をやる。
慧「俺は何度も止めたんだよ。だけど飲むっていうから…」
まぁ、飲みたい気持ちもわからなくはないが。
まだストーカー事件は解決していない事、
元恋人に利用されていた事実を知った事、
そして、Aの過去を知る手越祐也が現れた事。
飲まずにはいられなかった、か。
宏太「伊野ちゃん悪いんだけどさ、タクシー呼んでくれない?」
慧「送ってくの?」
宏太「まぁ、彼女のご指名なんでね。」
リストに載っていなかった俺を、ボディーガードに指名したA。
使命感もあるけど、思い出すと嬉しいような、恥ずかしいような。
慧「…送りオオカミになっちゃだめだよ?」
宏太「わかってる!///」
タクシーが店の前に来たところで、
俺は、Aを両腕で抱え、持ち上げた。
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侑優那(プロフ) - 良かったです!!楽しみます! (2018年6月16日 22時) (レス) id: 257c8867c8 (このIDを非表示/違反報告)
masuko(プロフ) - 侑優那さん» レスありがとうございます! コメントいただいてやる気出ました!!(笑) これからも、楽しんでいってくださいね♪ (2018年6月16日 21時) (レス) id: a1a1c590f2 (このIDを非表示/違反報告)
侑優那(プロフ) - 初めて!やぶちゃんメインでこんな話が見れるなんて…!すごく楽しく読ませていただいています!これからも頑張ってください! (2018年6月14日 23時) (レス) id: 257c8867c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:masuko | 作成日時:2018年5月30日 9時